ニコンZ6を購入1週間で丸窓化したぜ。アクセサリーシューと可動液晶への干渉はなく、アイセンサーも機能している。ラバー部位はニコン純正。
ニコンZについて調べてるとZ6を丸窓化した人がいて、さっそく真似をした。ただし私のアレンジで。使うのは中華製のQJQ-OX-Nという製品。Amazonなどで数百円で売っている。予備を含め2個セット。大陸からの発送で、届くまで1週間から10日くらい。
このアイカップは素通しだ。ガラス板の保護などないが、これこそニコンZのアイセンサーを誤反応させない必須条件だぜ。
アイピースを外したニコンZ6のファインダー。丸の箇所にアイセンサーがあって、顔を近づけるとファインダーを点灯させる仕組み。ソニーα7IIなどはマグニファイア考慮かアイピースの保護ガラスを透過するようだが、最初から倍率の高いニコンZは透過しない。
ニコン純正で固めるなら「NEPS1+DK-17(M)+DK-19」ないし「DK-22+FAアイピース+DK-3」でも丸窓化が可能だが、説明したように保護ガラスが原因でアイセンサー反応しっぱなしになる。それ以前にアイピースの枠がすでにセンサーを覆ってる。下はアイカップをニコン純正のDK-19と入れ替えたもの。DK-19のほうがアイカップとして高品位だし肉厚だぜ。付属してるのは安っぽくてペラペラだった。
QJQ-OX-Nの枠もアイセンサーを隠すので、該当する領域をばっさり切る。プラスチック製なのでわりと簡単。すると装着時に上の穴より外の光が入射してくるので、使わないラバーカップの一部をかぶせ、遮光した。なおアイピース土台、丸形アイピース、ラバーカップ流用の覆いはすべて瞬間接着剤で固定している。ラバーカップDK-19も接着してしまう手もある。
ニコンZ付属の純正との比較。遮光性能は丸窓のほうが上なんだぜ。たぶん。
装着するとこんな感じ。上下さかさまで撮影。一部が大きく欠け、アイセンサーを露出させる。ニコン純正のDK-17やDK-17M、FAアイピースは金属枠で、この工作が難しいぜ。
ちゃんとセンサーが働いてるか実動テスト。自動表示切り替えモードで、離れると背面液晶が点灯。
ファインダーへ寄せると、背面が消えてファインダー内が灯った。成功だぜ。
しっかりアイセンサーの反応してるところを確認。
この状態でファインダー上部にあるホットシューの取り外しは楽勝、ファインダー下の可動液晶への干渉もないが、すこし遮られるかも。フィギュアレビュー活動では問題ないが、課題があるとすれば野外撮影か。使ってみて、外れやすさのテストかな。外れたり壊れやすいなら、それに応じて対策するだけ。
このアダプターはDK-22をベースにDK-17系を付けられるよう設計されたようだ。ニコン純正DK-22は外れやすさで知られており、おおむね十回ともたず落としてなくす。もっともQJQ-OX-Nの強度はオリジナルよりずっと高そうだぜ。
※追記:ラバーカップ部とアイピース部を接着した。
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