家電量販やカメラ屋の展示機に給電してるアレ。燃費の悪いミラーレス機で長時間のフィギュアレビュー撮影を遅滞なく行うために導入。
発売延期されてたACアダプター EH-5d が届いたので追加撮影&追記あり。
ニコンZ6を購入した2018年12月末、ACアダプターがEH-5b/5cが旧製品となっており、後継モデルがちょうど2019年1月末に発売予定のため待機してたが――
発売延期、しかも何ヶ月も!
ACアダプター EH-5a
パワーサプライは純正主義なので、前々モデルのACアダプター EH-5aを中古入手。ネット通販だぜ。互換品もあるけど信頼性はおおむね低い。社外製でカメラ壊れたとして保障対象外だ。
ACアダプター EH-5d
EH-5aを使い出して3ヶ月後にようやく発売だ。すかさず買う。なにせ5aは2007年10月製造の個体で、生産されてすでに12年近く。安全と完璧を期するなら、確実にニコンZも想定された最新モデルだぜ。
内容はアダプター本体と電源へのケーブル。
新旧2つを並べると新型は小型化していた。ほかにも後述あり。
パワーコネクター EP-5B & EP-5A
カメラ側のコネクターはこいつら。
ニコンZに使えるのはEP-5B(左)のほうで、小ぶりなEP-5A(右)はアダプターのおまけで付いてきた。ニコンDfにちょうど使える。
外部給電の初期モデルはアダプターから直接コードをカメラへ挿していたが、「雨天」「荒天」「厳寒」「大量のホコリ」に対応できない。
ゆえにバッテリー室を経由する方式になった。面倒だがニコンの基準はあくまで「もっとも厳しい使用条件」の想定にある。プロが使うブランドだからこそ、アマチュア相手でも楽はさせないぜ。
いくらソニーなどと同じ方式にしろと要望を出したところで、楽ちんと引き替えにプロの現場でショート事故を起こしかねない端子露出をニコンは許容しない。便利さを許しているのはローエンドだけだ。
すなわちこうして完全に隠れる。防塵防滴を確保したまま、コードが伸びた。コネクターの先端も保護されており、端子は奥まったところに見える。
アダプター本体はあるていどの「機動」を想定したもの。電源側にあるとか、カメラ側にあるなんて仕様ではなく、双方に長いコードを確保し、中継としてどかんと座するぜ。
給電中は電池からコネクターのアイコンになる。社外製だと電池のままらしい。これで何時間でも超長時間の撮影が可能になった。やったぜ。
おまけで付いてきた小さいコネクターを経由して、ニコンDfでもおなじ環境が……うわめっちゃ意味ねえぞ。ニコンDfのバッテリーライフは鬼のように長いので、背面液晶を常用しない限り、この方法は使いづらい――それにDfは光学ファインダーで写すほうがやりやすい。EP-5Aはほぼ死蔵しそうだ。
このACアダプターEH-5aは本命EH-5d(仮)が出るまでの中継ぎにするつもりだが、調子いいならそのまま使うかも。様子見だぜ。
※追記 よく見たら製造時期10年以上前の個体だったので、3ヶ月後に迷わず新型を導入。
なおカメラの電源を落としてもアダプターのコンデンサなどが通電しつづける(緑色のランプがずっと付いたまま)ので、アダプター側も物理的に電源より外したほうがいい。コンデンサの中身は液体で、必要もないのに電気を通し続けると過給電により劣化しアダプターの寿命が縮む。あくまでもEH-5aの製品的な仕様であって、b以降は知らない。検索してみたがそういう細かいところをいちいちネットに書いてる人はさすがにいなかった。
EH-5dもコンセント接続中はずっと点灯する。劣化防止で普段は抜いておくことにしたぜ。
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