画質特化型の標準レンズだぜ。
ニコンZfのために購入したNOKTON 40mmが癖ありすぎたので、対抗馬としてボケ量が近く価格も手頃なレンズとして緊急導入。
すなわち安全確実な優等生。
フルサイズ対応50mmF1.8という平凡なスペックなのに、通常より2倍以上の価格、2倍近い重さ、1.5倍以上の長さと、いろいろ破格なモデル。
その代わり画質評価がやたらと高い一本。Zシリーズ最初期に発売され、ニコンZレンズの切込み隊長を務めたぜ。
ボケ味良好、かつ解像力も高い。
解像度とボケ味の両立には、相当な光学パワーが求められる。
そういうレンズは通常、F1.4より明るい単焦点や、F2.8通しより明るいズームになってくる。
F1.8クラスのような普及帯レンズに注力されるのは、かなり異例というかニコンZくらいか。
Z50mmは画質重視型レンズのセオリー通り、さほど寄れない。それでも以前のモデルに比べて頑張ってるほうだが、下のようにAPS-Cトリミングを使わないと実用には難しいか。
汎用性を追求したZ24-120mmのような便利レンズといっしょに運用すれば、画質特化型レンズの短所を補えるぜ。
とはいえ便利ズームのわりに、24-120mmの画質ってかなり良くて、使い分ける理由をわざわざ探すほど。
同一距離での比較。たぶんどっちも良い感じで、せいぜいコントロール可能なボケ量くらいか。
単焦点レンズは自分の足で画角を追い込む。
容易にピンポイントボケ可能。
屋内の薄暗い展示でもノイズ最小限に抑えて高画質ゲット。
街中てきとう
絞って風景。
ボケさせ風景。
逆光
壁
50mmという画角は、屋内でかなり写しやすい。
ボケ
古民家
絞って四隅まで解像。
二線ボケが起こりにくく、安心して使える良玉。
しっとり
簡単にボケるので、背景の整理とかとくに考えずに、バンバン攻めるぜ。そこはズームより楽。
日常のメモ写もこなせる。
くいもの写す
大きめな品なら寄れないレンズでも全体をトリミングなしで収められる。
花
人間サイズの木でも被写体のみを浮かび上がらせる。
バイク
なんだかんだ楽に使えるね。
手持ちでもっとも高画質なレンズ。
うん、単焦点枠、どうしようか。さすがに40mmと50mmの両方を使い続けるってのもアレだしなあ。
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