F1.8の準広角マクロレンズだぜ。小さなEOS RPによく似合う。300gくらい。 EOS RP の初代キットレンズのひとつ。フルサイズフォーマット対応の35mmでハーフマクロ。寄って良し、離れて良し、絞り開けて良し。 フィギュア撮影で広角~標準域ないし大型フィギュアを担当させるつもりだが、レビュー時点で登板なし。とりあえずアベノマスクを写してみた。写りでとくに問題なし。あるほうがおかしいか。ズームでもこなせるていどの撮影。 外へ連れ出し、適当にスナップを数回。 F4通しズームには難しい、遠近のボケ感。 チキン南蛮 絞れば風景を明瞭に。このくらいはその辺のズームでもそつなくこなすが。 マクロゆえレンズ交換なしで一気に寄り、別世界を体感。 画質はなかなかいいぜ。ボケ質も緩やか。 コントラストや色のりはよく分からない。デジタル後補正でいくらでも盛れるんで、ソースデータ段階での薄い濃いを気にしなくなった。 逆光にはそこそこ耐える。非Lレンズだが単焦点にはLズームより良好な逆光性能をもつレンズも多いとのこと。 無意味に絞り開放で。ピントの合う範囲が狭く、実際には1~2段絞ることが多い。 F1.8はマクロでない被写体でも大きなボケを得やすい。 数メートル先の鳥小屋。すなわち大きくトリミング(切り取り)している。準広角マクロだが、解像度の高さからクロップ運用が楽。トリミングが気にならないなら、事実上100mmくらいまでのズームとして振る舞う。すなわち30-100mmF1.8マクロといったところ。TS-E90mm F2.8L MACRO もおなじく90-250mmくらいの感覚で運用している。 これもトリミングにより等倍マクロに匹敵する絵を確保。 非マクロはあまりトリミングしない。適度に絞りパンフォーカスを目指す。 マクロレンズだとなんとなく花の写真が増える。 前ボケのテスト。ちょっと端が流れ気味の印象だが、使える。 キヤノンはニコンと違って後ボケが綺麗なようだ。ニコンは前ボケのほうが綺麗で、後ボケの煩いレンズが多く、後ボケ表現メインの私はずいぶんと低倍率ズーム主義になってる。 後ボケいいねえキヤノン。高倍率ズームも評価のよい玉が多いし。 溶けるような花。 低きより。 マクロ撮影といえばテーマのひとつに小さな生き物がある。 35mmだとワーキングディスタンスを取れず、かなり近寄らないと大きく写せないが、なぜか逃げないなこいつら。 飯撮りでも使えるレンズだ。もっとも24-70mmや24-105mmなどのズームと比べたら自由度はどうしても落ちるが、少なくとも単焦点レンズだし画質はいい。ついでにマクロも得意で遠近自在。取り回しの良さを活かすため、レビュー時点でフードなし&フィルターなし運用。
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