
巡航艦 Kosmische Kreuzer(Z:Kosmish kreuzer)


巡航艦は宇宙艦隊を構成するもっとも基本的な艦で、汎用的な攻撃能力と長大な航続距離、適度な運用コストでもって、普段の各種任務から大規模戦闘の主構成戦力まで、あらゆるシーンで幅広く活躍する。
艦首砲門は標準型戦艦とおなじ6だが、口径と威力はもちろん小さい。一見すると10門に見えるが、外側の4つは姿勢制御用のスラスターである。


これほど自由度の高いハードウェア特性は戦艦や駆逐艦など、ほかの一般艦種では見られない。巡航艦の幅広いオールマイティぶりを示している。

いろいろと多機能な便利屋であるが、大きさの割に攻撃性能は低めだ。戦闘に特化している同盟軍の巡航艦は帝国軍巡航艦の2~3割くらいの容積しかないが、その戦闘能力はほぼ同等となっている。

中央下部にはセンサー群が集中配置されており、巡航艦の基本構造はブリュンヒルトと標準型戦艦の中間といえる。スリムな中央から後部にかけて、各所にミサイル発射口を隠している。

あああ


巡航艦を再設計して巨大化させた、超巡航艦ともいうべきバリエーション艦。
あああ

由来はドイツ北部にある都市で、グリム童話「ブレーメンの音楽隊」が有名。20世紀初頭、ドイツ海軍にブレーメン級軽巡洋艦(小型フリゲート)が実際に存在しており、田中芳樹氏がこのことを知っていてブレーメン級の名を付けたと思われる。7隻が竣工し、ネームシップのブレーメンは第一次世界大戦で戦没している。