DP2xドレスアップ2 SIGMA フードアダプター HA-21 + Kenko 46S PRO1D プロテクター(W) + ETSUMI メタルインナーフード 46mm シルバー E-6308 + OLYMPUS レンズキャップ LC-37DC 機材 ホビーレビュー
機材
今回は SIGMA DP2x の画質を引き出し、安心感を高める装備の数々だ!
SIGMA フードアダプター HA-21
DP2xの2大要素はフォベオンセンサーと、もうひとつがレンズだ。HA-21はレンズをすっぽり覆う全長2cmほどのDP2シリーズ用純正アダプタで、フードやフィルターの装着を可能とする。フィルタ径は46mmだ。アダプタにはセットで純正フードも付いているが、嵩張るうえ効果に疑問があり、最初から使用していない。
Kenko 46S PRO1D プロテクター(W)
フィルターにはいつも使ってるケンコー・トキナー社の、2番目にグレードの高いプロテクターを選んだ。多用してるハイエンド品Zétaには残念ながら46mm径はない。だからといってステップアップリングなどを使うのはなにか違う気もするしね。
アダプタとフィルタで、レンズ部分は完全に密閉される。ホコリが繰り出し式レンズの隙間より入り込み、絞った際にセンサー上にゴミとなって出現する事故が報告されているので、予防するに越したことはない。
ETSUMI メタルインナーフード 46mm シルバー E-6308
アダプタ付属の純正フードはやや大げさなうえ、遮光の効果が思ったほどにないという検証レポートがあった。ネットで調べた結果、もっともコンパクトなメタルドームフードへ行き着いた。これは LUMIX G 20mm/F1.7 用に企画されたフードで、マイクロフォーサーズの20mmはフルサイズ換算40mmとなる。DP2xのレンズも換算40mm弱で、使えるだろうと判断して取り寄せてみた。色はなんとなく目立つシルバーで。裏側はちゃんと黒くつや消しに塗られており、余計な散乱は起きない。
フードの効果は一目瞭然だった。ドーム型フードはコンパクトに済むので、省スペースにも貢献する。
OLYMPUS レンズキャップ LC-37DC
フード先端は37mm径で、それに合う無地かつ上等なキャップを探して購入した。オリンパスのマイクロフォーサーズ機レンズ用のもので、型番のDCはデコレーションキャップを意味するようだ。カメラアクセサリーメーカーによる安いキャップもあるが、すぐ外れる、なくすといったレポがあり、あえて高くとも信頼のおけるオリンパスのキャップにした。
ドームフードの利点は、フラッシュのケラレを最低限に抑える効果だ。DP2x純正フードだと盛大にケラれるので、アダプターを外さないと発光撮影ができない。インナー式のフードだと、右下隅の一部領域のみ光が届かないていどで、写真の構図全体を使うならフードアダプタを外す必要があるが、トリミング前提や時間がないのであれば、装着したままでもフラッシュを焚ける利点が大きい。
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