回廊の戦い War in the Corridor

艦隊戦
宇宙暦800年/新帝国暦2年4月29~5月17日 模型1個=500隻 適当な数値や配置は推定
むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。

前哨
メックリンガー艦隊(メックリンガー上級大将)15900 VS エル・ファシル革命予備軍22000

メックリンガー艦隊は戦わずに後退した。


宇宙暦800年/新帝国暦2年4月29~30日 模型1個=500隻 適当な数値や配置は推定 帝国軍 31100隻
左翼 黒色槍騎兵艦隊(ビッテンフェルト上級大将)15900
右翼 ファーレンハイト艦隊(ファーレンハイト上級大将)15200 エル・ファシル革命予備軍 22000隻
左翼 アッテンボロー艦隊(アッテンボロー中将)5000
中左 分艦隊群(マリノ准将 デッシュ准将ほか)3500
中央 ヤン艦隊(ヤン元帥 グリーンヒル中佐 ミンツ中尉)5000
中右 フィッシャー分艦隊(フィッシャー中将)3500
右翼 メルカッツ艦隊(メルカッツ元帥)5000

エル・ファシル革命予備軍は4月10日の時点で28440隻の戦力を集めている。しかし実際に回廊の戦いに参加した艦艇は2万隻余にすぎなかった。28440隻のうち3割近くが修理や整備を必要としていると原作にあり、実戦に耐えられないと判断された艦艇が数千隻にも達したからだと思われる。将兵も250万人ほどと28440隻に割り当てると1艦辺り100人を割ってしまい、余裕を持って戦闘を行うためには足手まといの艦をあえて大量に切り捨てるしかなかったのだろう。おなじ苦労はヤンの死後もつづき、シヴァでは残った戦力の1割を無人にして一度に自爆させるなど、思い切った手を使っている。
帝国軍 16390/31100隻
左翼 黒色槍騎兵艦隊(ビッテンフェルト上級大将)9680/15900
右翼 ファーレンハイト艦隊(×ファーレンハイト上級大将)6710/15200 エル・ファシル革命予備軍 19800/22000隻
左翼 アッテンボロー艦隊(アッテンボロー中将)4700/5000
中左 分艦隊群(マリノ准将 デッシュ准将ほか)2800/3500
中央 ヤン艦隊(ヤン元帥 グリーンヒル中佐 ミンツ中尉)4800/5000
中右 フィッシャー分艦隊(フィッシャー中将)3000/3500
右翼 メルカッツ艦隊(メルカッツ元帥)4500/5000


第2次ラグナロック作戦によってはじまった、皇帝自らによる大規模な征服戦――すなわち大親征は、ヤンとの直接対決によってその有終を飾ろうとしていた。

宇宙暦800年/新帝国暦2年5月3~17日 模型1個=500隻 適当な数値や配置は推定 帝国軍 146600隻
本隊 大本営(皇帝ラインハルト ブラウヒッチ大将 クナップシュタイン大将ほか)32200
(ブラウヒッチ艦隊6400 ほか直属・直営艦隊25800)
本隊 ミッターマイヤー艦隊(ミッターマイヤー元帥 バイエルライン大将ほか)25000
(バイエルライン分艦隊6000 ほか19000)
本隊 ロイエンタール艦隊(ロイエンタール元帥 バルトハウザー少将ほか)25000
(バルトハウザー分艦隊2400 ほか22600)
遊撃 ミュラー艦隊(ミュラー上級大将)16000
遊撃 アイゼナッハ艦隊(アイゼナッハ上級大将)16000
遊撃 黒色槍騎兵艦隊(ビッテンフェルト上級大将)16400
遊撃 シュタインメッツ艦隊(シュタインメッツ上級大将)16000 エル・ファシル革命予備軍 19800隻
左翼 アッテンボロー艦隊(アッテンボロー中将)4700 のち右翼
中左 分艦隊群(マリノ准将 デッシュ准将ほか)2800
中央 ヤン艦隊(ヤン元帥 グリーンヒル中佐 ミンツ中尉)4800
中右 フィッシャー分艦隊(フィッシャー中将)3000
右翼 メルカッツ艦隊(メルカッツ元帥)4500 のち左翼


激しい戦いやで。

帝国軍 122200/146600隻
本隊 大本営(皇帝ラインハルト ブラウヒッチ大将 クナップシュタイン大将ほか)25200/32200
本隊 ミッターマイヤー艦隊(ミッターマイヤー元帥 バイエルライン大将ほか)22000/25000
本隊 ロイエンタール艦隊(ロイエンタール元帥 バルトハウザー少将ほか)22000/25000
遊撃 ミュラー艦隊(ミュラー上級大将)14000/16000
遊撃 アイゼナッハ艦隊(アイゼナッハ上級大将)14500/16000
遊撃 黒色槍騎兵艦隊(ビッテンフェルト上級大将)13500/16400
遊撃 シュタインメッツ艦隊(×シュタインメッツ上級大将)11000/16000 エル・ファシル革命予備軍 10500/19800隻
左翼 アッテンボロー艦隊(アッテンボロー中将)2500/4700 のち右翼
中左 分艦隊群(マリノ准将 デッシュ准将ほか)1000/2800
中央 ヤン艦隊(ヤン元帥 グリーンヒル中佐 ミンツ中尉)3500/4800
中右 フィッシャー分艦隊(×フィッシャー中将)1000/3000
右翼 メルカッツ艦隊(メルカッツ元帥)2500/4500 のち左翼

エル・ファシル革命予備軍の損害は残存兵力から逆算した推定値であるが、事実上の半壊であり、ヤンの戦略的勝利が薄氷上の楼閣に等しい奇跡であったことが良くわかる。一方の帝国軍はヤンに倍する損害を受けていたが元の物量が違うので、そのまま攻めていれば最終的に勝てるはずの戦いであった。帝国軍が戦略的敗北を喫したのは、皇帝を赤毛の友人が説得したからに他ならない。

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