ヴァンフリート星域会戦&第6次イゼルローン攻防戦(千億の星、千億の光) A Hundred Billion Stars,A Hundred Billion Lights

艦隊戦
宇宙暦794年/帝国暦485年3月21~4月5日/10月~12月10日 模型1個=500隻 適当な数値や配置は推定
ラインハルト・フォン・ミューゼル准将は不機嫌であった。配属された艦隊の提督が、前線司令部から員数合わせ扱いされているグリンメルスハウゼン中将であったからだ。しかし老提督がミュッケンベルガー元帥からやっかい払いされたお陰で、ラインハルトに武勲を立てる機会が巡ってきた。

宇宙暦794年/帝国暦485年3月21~4月5日 模型1個=500隻 適当な数値や配置は推定 帝国軍 10000隻
艦隊10000 同盟軍 10000隻
艦隊10000

この会戦でヤン大佐は第1艦隊に置かれた作戦本部の参謀に名を連ねていたから、見込まれていたのは間違いない。第8艦隊司令官のシトレ大将が宇宙艦隊司令長官になって以後、ヤンはわずか2年半ほどで少佐から准将まで出世した。グリーンヒルの信頼も得て献策がたびたび採用されたが、シトレの後任となったロボスとはそりが合わなかったようで、まもなく第2艦隊へ転属となった。

当時の第1艦隊司令官クブルスリー中将はロボス元帥のいずれの作戦行動にも同行していない。第1艦隊は首都防衛が主任務であり、第1艦隊が戦うような事態は国家存亡の危機だけなので、戦闘にはたまにしか参加しないことになる。暇をもてあましていたアイアースはロボス元帥が借りていたようだ。シトレは宇宙艦隊司令長官時代大将だったので、艦隊司令官としても直接指揮を取っていたようだ。アイアースにナンバーが塗装されていなかった理由はこの辺りで解釈できそうだ。




ヴァンフリートIV-IIの地上戦において大功を挙げ少将に昇進したラインハルトは、2000隻以上の艦艇を預かる提督になった。これまでほとんど自身の腕とキルヒアイスの支えのみで昇進してきた金髪の青年は、いまや数十万人の命に責任を持つ立場となっていた。

宇宙暦794年/帝国暦485年10月~12月10日 模型1個=500隻 適当な数値や配置は推定 帝国軍 10000隻
艦隊10000 同盟軍 10000隻
艦隊10000
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