トリスタン Tristan

全長979m 全幅242m 全高235m 帝国軍ロイエンタール艦隊
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帝国の双璧であり、ラインハルトやミッターマイヤーより万能の人と言われた金銀妖瞳オスカー・フォン・ロイエンタールの艦。ロイエンタールの立場もあって、重要な作戦に参加することが多かった。姉妹艦にベイオウルフがいる。
艦首形状は防御主体の限定的な傾斜装甲と考えられ、正面砲撃は傾斜部側面の左右に各2門ずつ隠されている計4門が主に担っている。単艦としての攻撃力よりも、指揮専用艦としての生存性や指揮性を高める方向を追求しているといえる。
艦首下部にある大口径ビーム砲は第2次ランテマリオ会戦などの描写に見られるようにあるていどの連射が可能となっている。アースグリムほどの出鱈目な威力はないようだが、それでもエネルギーの消費は激しいようで、劇中で積極的に放たれたシーンはほとんどない。そういう意味では主砲とは呼びづらい。
様々な作戦で活躍し勝利を重ねてきたトリスタンだが、最後の戦いにして痛恨の敗北は皮肉の血文字に染められた。自らの損傷による艦内部品の鋭い槍が、主たるロイエンタールを鬼籍に記載せしめたのであるから。第2次ランテマリオ会戦後でグリルパルツァーの裏切りにより負傷したロイエンタールは、まともに治療すれば助かったであろうが、拒絶して死に至る痛みにおのれを放り込んだ。苦行というには厳しい命を削る選択は、生き延びるつもりがない証左であったが、それを演出してしまったトリスタンに意志があったなら、どう思ったことだろう。
かくして艦から降りたロイエンタールはついに死してヴァルハラの住人となり、トリスタンはハイネセンにて放置されることとなった。ロイエンタールは死後に名誉を回復したが、トリスタンの損傷は直されたのであろうか。それについて語る文章は、どこにもない。
トリスタンはアーサー王伝説の円卓の騎士の一人で、「トリスタンとイゾルデ」の主人公であり、嘘によって死ぬ。トリスタンの性格と生き様と死に様はロイエンタールの運命に通じている。
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