オストマルク Ostmark

全長1116m 全幅241m 全高337m 盾艦全長1135m 全幅75m 全高180m 帝国軍リッテンハイム艦隊
ヴィルヘルミナ級の一隻で、本体の外見はヴィルヘルミナと寸分変わらない。ウィルヘルム・フォン・リッテンハイム侯爵が個人所有する艦で、戦闘指揮用というよりは戦場観覧用である。
貴族趣味な姿勢を体現しているのが左右に寄り添う盾艦だ。被弾して破壊されることで主人を守る船で、武器はない。非武装なのは誘爆を防ぐためだと思われる。盾艦の乗員に殉死以外の選択肢は存在せず、非人道的である。
キルヒアイス艦隊にリッテンハイム侯が追い込まれた際、盾艦はあきらかにオストマルク本体を守る動きを見せ、自ら弾幕へと飛び込んで果てた。このような操艦はよほどの覚悟がないと出来ないだろう。
オストマルク本体内部は機能を犠牲として宮殿のごとく改装されており、攻撃力も指揮能力もヴィルヘルミナに劣っていた。キフォイザーの大敗後ガルミッシュ要塞でリッテンハイム侯が暗殺されたことで、オストマルクは役目を終えた。
艦名はオーストリア周辺を指す地域名。
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