オルデンブルグOldenburg

全長667m 全幅179m 全高228m 盾艦全長691m 全幅62m 全高109m 帝国軍シュターデン艦隊
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ラヴェル「ボレロ」第4次ティアマト会戦
ワーグナー交響曲第3楽章よりアルテナ星域会戦
1/5000ガレージキット(提供ウォルフ(Wolfgang))さま
掲載写真のものは理屈倒れと揶揄されたシュターデン中将が劇場版で乗っていた戦艦である。ビデオ版だと一般的な標準型戦艦。ほかにシュターデン艦ないしアウグスブルク。
オルデンブルグ&アウグスブルクは双方ともゲーム内での使用だが、監修を受けたバンダイナムコ版の艦名(オルデンブルグ)が公式名となる。命名は田原プロデューサーで、劇場版のおもだった個人旗艦に名を与えた(ネルトリンゲン、ダルムシュタットやバッツマン)。 外見は標準型戦艦を中心として、両舷に盾艦と呼ばれる付随艦を2隻、添わせている。オルデンブルグ本体は艦隊指揮用に内部を部分改装しており、普通の標準型戦艦と比べ定員が少しだけ多いが、それ以外の違いはない。
本艦の特徴はやはり、盾艦の存在に尽きるだろう。盾艦はとんでもない任務を帯びている。文字通りの盾となりオルデンブルグを守って死ねという、絶体の主命だ。任務遂行とはすなわち、必ず戦死してしまうことを意味している。 このような人道を無視する艦が正常な精神下で許されるはずがなく、同盟軍にはまったく見られない。帝国でも上流貴族が乗り込む旗艦に散見するのみである。 大貴族様御用達の盾艦は異質な存在といえよう。メルカッツが言うように特権の伝統は貴族の精神を蝕み、一般人から見て病人としか思えないような尊大さを体制そのものが許容する。その選民思想の果てが盾艦なのであろう。
キフォイザー星域会戦ではオストマルク左舷側の盾艦がリッテンハイム侯爵を守るように動いて果てている。盾艦の舵取りはよほどの貴族崇拝者が務めているのかもしれない。 ベルリンの全長1314mにもなる盾艦の運用に1隻辺り432名が必要なことを考えれば、本艦に随伴する691mの盾艦にも少なくとも100名以上が乗り込んでいると思われる。艦本体へ四六時中ぴたりと寄り添う高度な姿勢制御には、それなりの人員が求められるようだ。
リップシュタット戦役で門閥派諸侯が一掃されたことでようやく、悪しき盾艦の伝統は幕を下ろした。残存していた盾艦もすべて処分されたという。
面白いことに、じつはラインハルトの旗艦たるブリュンヒルトにもごく一瞬だが盾艦があった。最終テスト段階の移動中に盾艦を有している。それは試験航行中のブリュンヒルトを視覚的に遮蔽して、軍事機密を守ることが主目的であったとされている。 シュターデンがオルデンブルグを盾艦なしでリップシュタット戦役でも乗ったとすると、それがこの艦の最後となった。アルテナ星域でミッターマイヤー大将と対峙したシュターデンは、ミッターマイヤーの神業的な進撃速度を無視したごく常識的な分進合撃作戦を実行し、無様な理屈倒れぶりで大敗し、物語より退出した。
艦名の由来はドイツ北西部の都市オルデンブルク。領邦国家オルデンブルクの首都として栄え、神聖ローマ帝国ないしドイツ帝国の構成国だった。領主はむろん大貴族。門閥貴族のシュターデン提督と通じるものがありそう。
もうひとつは黄金のアウグスブルクと呼ばれた伝統ある南ドイツの古い都市。
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