エピメテウス Epimetheus

全長1230m前後 全幅140m前後 全高358m ナンバー1101 同盟軍第11艦隊
1/5000ガレージキット(提供ウォルフ(Wolfgang)さま)
第6次イゼルローン攻防戦の活躍で中将に昇進したウィレム・ホーランドが、第11艦隊の司令官に就任した際に座乗艦とした。
アイアース級(パトロクロス級・アキレウス級)大型戦艦の一隻で、同級最高速を誇る高速戦艦の可能性がある。アキレウス級の設定だと本艦はヘクトルとされている。 エピメテウスは前半分こそパトロクロスとうり二つだが、後部には他に見られない、動力部からエンジン部の側面にかけて張り出す、長いバルジ構造がある。
スパルタニアンを非搭載(横発艦仕様の場合)にして実現させたこの部位は、テールフィンの一部がその末端外側に配置されていることから、発動推進機構に関係していると思われ、少なくとも推力面でなにかしらのパワーアップを実現していると考えられる。形状から強いて挙げれば、巡航艦推進部の横面構造に似ている。 じつはエピメテウスが参加した第3次ティアマト会戦では、その似ていると挙げた巡航艦推進部の両脇構造後部より、エンジン噴射の光が放たれているシーンが複数ある。巡航艦の推進機関が3基扱いとなっている。これは高確率でスタッフの設定誤認であると思われるが、エピメテウスの張り出し構造が、同様のサブエンジンとして設定・デザインされた可能性が考えられる。
メインではないため亜空間スタビライザーは限定的でかつ短く、噴出口は普段は防御用に蓋をしていると解釈できる。あくまで巡航艦の類似部の機能を見る限りにおいて、であるが。サブ動力でなければ、メインエンジンの推力を増幅させる大型装置でも隠れているのではないだろうか。
後部全体はアイアース級標準より数十メートル延長され、全長1200mクラスの巨艦となっており、同級ではリオ・グランデにつぐ全長を持つ。リオ・グランデは砲撃に特化して伸びたのに対し、エピメテウスは機動面へのこだわりで伸びたと考えられる。 独特の後部構造体をカバーするためか、またはスパルタニアンに代わる対空性能を得るためか、後部砲塔は通常より30門多い70門にも達する。砲塔増設に伴い、艦尾シャトル庫の飛行甲板は極端に短くなっている。それを補うように、他艦にはない誘導アームのような構造が伸びている。
シャトルは帝国軍連絡艇と同じく、接舷用通路を用いての艦艇への乗降が可能だが、せっかくタイヤを持っているのだから、地上のように接地路を用いた発着を行えば、そのぶん素早くかつ安全なのだろう。これは横幅に余裕のある、旗艦専用大型戦艦だけの特権だ。 本艦の登場した第3次ティアマト会戦では、麾下の第11艦隊まるごとで突進し帝国軍を切り崩したが、当時中将だったラインハルト・フォン・ミューゼルの一撃を受け、エピメテウスは瞬時にしてホーランドごと宇宙に消えた。 エピメテウスはギリシャ神話におけるイアペテス神の子で、世界創造のあと動物たちを創ったとされる。ホーランドは新しい戦術だと豪語し、たしかに途中までは一方的に勝利していたのだが――最後の瞬間にあえなく戦死し、認められるべきなにかを創るには至らなかった。
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