アルター ゼーガペインZEGAPAIN 1/8 カミナギ・リョーコ -Resurrection- フィギュアレビュー
エロくないが地味ながらハイディテールな普通パンツゆえ、つい下○だけで21枚……さすがアルターだぜ。 箱は作品に合わせてデジタル調。 カミナギ・リョーコのスケールPVCフィギュアは4年半以上ぶりとなる。前回もアルターだ。 完成度は前回も今回も、レベルはとても高い。今回が決定版というわけでもなく、両方とも手に入れておけば、カミナギ萌えにはこれ最強。 前は静かな立像で閉じ口と、年頃の女性らしさを表現したカミナギ・リョーコだったが、今回は趣味で発揮される側面を押し出した、アクティブで元気なカミナギだ。 原型は稲垣洋氏。セーラームーンの時代からプロ原型師として活躍している、まさに大ベテランだ。 彼の作風はその時折の流行に合わせて柔軟に変化(進化)しつづけており、商業原型師として高いレベルで安定した作品を提供できている。 古い作風のままで許される古参の原型師は宮川武氏やボーメ氏など、造型の作家性が認められている少数で、多くは時代に合わせていかないと置いてゆかれて仕事を干されるから、大変だな。ポップカルチャーで作風といえば漫画家だが、商業原型師が専業で何年も食ってゆくのは漫画家より難しそうだ。 だがだからこそ、こういう素晴らしい作品をわずか数千円で手にすることが出来るわけで、本当にありがたい時代に生きている。日本と周辺国との経済格差はどんどん縮んでいて、いつまでローコスト&ハイクオリティを維持できるか分からないので、恵まれた現在を存分に楽しみたいね。 数年後になるかまだ10年は持つか分からないけど、バランスの破局はいつか必ず訪れる。たとえばカプセルフィギュア・ボックスフィギュアにおけるリアル頭身の萌えフィギュアは、その境界をすでに突破していて、ジャンルとしてはほぼ壊滅している。 ピースサインと笑顔、さまになってるデジタルビデオカメラ。台座もデジタルをイメージしているね。 顔造型もアルターらしい繊細な淡い色彩でまとめられている。 まるで絵のようだ。舌がちゃんと舌として造型されており、印象は最強にMAX。2012年はまだ始まったばかりなのに、いきなりこんなハイクオリティ・フィギュアを拝めるとは。まちがいなくと断言できるが、今年のトップ10に入るだろう。このカミナギは。 髪の毛の広がり、盛り量、ディテールも良く、シャープネスが効いている。商品管理はさすがのアルター。顔は人形の命だが、それを地で行くな。 髪の毛の塗りは地味なようで薄いグラデが的確に入る。 影の部分にうっすらグラデーション。目立たないからこそ評価は高いぜ。元の造型が十分にレベルが高く、パーツ精度も良いから、あえて塗装で目立たせる必要がない。ごまかさなくて良いから、より自然な余裕をもった塗り方ができる。よい循環だ。 いやあ、普通の女子高生っていいな。ファンタジーなフィギュアも好きだけど、普通の娘もいい。 定番ですまんが、胸がなくて普通なのが良い。ロリコン万歳。 ピース アマチュア用としてはかなり高級なグレードのビデオカメラだぜ。 ディテールはなかなか。モデルはソニーのDCR-VX2000シリーズだと思われる。 細部まで造型されている。もしこのビデオが存在するなら、30万円くらいかな? 水彩画のような背中姿だ。 すんごい短いスカート。アニメでのパンチラは皆無。絶対無敵の防御力。 足もかわいいのだ。 デジタルな台座。設定の核心に触れる表現だ。 下○はなんというか、最高だったよ。ここから下、いつもの3~4倍となる、21枚も掲載している。 エロくもなく、だからといって素っ気ないわけでもなく。 普通っぽさが理想的で、そのオタクのイメージにある普遍のレベルを、ありったけの技術で再現しているように見える。 個人的にこのぱんつはツボに入った。琴線に触れた。 だから写しまくりだぜ。おりゃあと。 食い込みは自然風に。肉感も抑制が利き、だが貧相なわけでもない。 ぱんつを支えるゴムがおしりを保護している、そんな存在感が出ている。塗りの質感でなく、造型として。 今度はこちらから横へ半周。 思えば稲垣洋氏のフィギュアでこうも下○を猛烈に写しまくるのはかみちゅ!のゆりえ様以来だ。 クリティカル・ヒットのぱんつだぜ。しわが理想的だ。痩身の子でよく見られる、股間の恥骨までがはっきり。 エロさを強調すればいいってもんじゃない、の見本だな。このぱんつの存在感は半端ない。 なんというか、理想的なぱんつって感じだな。モロエロじゃない方向で。 萌えるパンチラだぜ。 またもや流す方向を変えて。 ヒップのほうはさすがに前方と比べればどうしても情報量で不利だね。 これが肉感的なキャラならいくらでも肉を盛れるが、ロリでは難しい。 その反動か、クロッチ周辺から前部に力が入っていていいな。 さいごは正面より。キャラを知らなくとも、女子高生好きで制服フェチなら、完璧に満足できる作品だ。 とくに顔とぱんつが満点。