アルファマックス ヨスガノソラ 1/7 春日野穹 着物Ver. フィギュアレビュー
橋本タカシ直筆タペストリー絵を立体化。
夜の屋外が似合いそうな姿。
明るい場所でも映えそう。美は多くを許容する。
箱
原画&キャラデザの橋本タカシ氏によるイラストを美麗に印刷。金色の再現など、ちょっと高価なインク使ってるね。
春日野穹はアルターだけじゃない。アルファマックスもいいフィギュアを造る。
今回は着物ということで、曲面印刷の総動員だ。
フィギュア全身を覆うタンポ印刷。花や直線。
タンポの下に施されているグラデーション塗装。グラデは擦れに弱いので、その状態でさらに印刷過程を挟むのは難しそう。ちょっとズレても台無しだ。
パーツ合わせも細かく、衣装と台座になってる木製ベンチのグラグラはほぼない。
じつにがっちり。そのぶんちょっとしたことで壊れる可能性もあり、とくに結わえられているロングテールパーツの根元および先のベンチ下に隠れる辺りは要注意だ。
飾ったままでしばらく置いていると、次に触ったり動かすとき、うっかり忘れてポキンって来るからね。飾り棚で、注意点をメモ書きしてフィギュアの横に置いておくとかで、防止できる。これ私が過去の失敗から破損要注意フィギュアを飾るとき実践してる。
フィギュアの完成度、よく出来てる。顔造形はゲーム寄りかな。
照明はやや暗めとし、軽く半逆光ぎみに。こういう「しな」のあるフィギュアに似合う。
低い位置から。スレンダー系で足は細い。モロなエロを求めるコレクターへのアピールは弱いが、ロリコンには訴求力ある色気だ。
高いところより見下ろすアングルのほうが見栄えいいかな。着物の印刷も見えやすい。
ライティングの変化による適当な演出っぽいもの。とくに効果は考えてない。なんとなく綺麗かなあって感じ。
私には感性が乏しくて、「どうして受ける」のか根本的に理解してない。理解できない。受けがいいからなんとなく真似して写し、掲載してるだけだ。
斜め構図。自分なりに考えて適当に追い込んだもの。適当といっても露出からピント面、ピント位置まで含めて決まるまで5分以上掛かってる。撮影時間そのものも実売2万近い気合い入ったフィギュアは1時間超える。
バストアップ
近年の穹のフィギュアとしておそらくもっとも顔がロリっぽい。本人が実兄とヤっちゃう内容ゆえか、フィギュアだとすこし大人びて造形される傾向があるが、原画はおおむねロリだ。
見えそうで見えない足の隙間。
ロングなテール。潜在的な破損リスクはすでに説明したとおり。回避したければ「飾らない」という選択肢もある。
着物上半身。モノクロ系に統一された地味ながら美しい図柄。
そしてベンチから足へ。この辺りの表現がこのフィギュアの真骨頂だろう。グラデ塗装も多用されている。
背中。痩せてるのに、おしりが意外と安産型かも。
色気の放出される肩ずれ。胸側は残念ながらパーツ保持や力点支点の関係から破損のおそれがあって写せなかった。
パンツは灰色系かな? シンプルだ。