プルーヴィー きゃらめにぃシリーズWORKING!! 進め!種島ぽぷら軍団セット2品目&ちっちゃくないよ!!! 陣形再現編 フィギュアレビュー

発売:2011/10

歌詞を本文に入れたいけど、JASRACが来るので無理なんだぜ! アニメオープニングで行進するぽぷら先輩を再現した種島ぽぷら軍団で、まさかの第2弾が発売だ。 第1弾はああっっ~~と思ってる間にプレミア価格になっちゃって手が出なかった。だから今回は後悔しないよう予約しといたぜ。全3種、10体のセットだ。 軍団で遊ぶのは後にして、まずはレビューっぽい撮影から。 "笑顔"ぽぷらちゃん10体中8体がこれ。ノーマルぽぷら。 おおきさはよつばちゃんアクションフィギュアよりちょっと高いていど。 この満面の笑顔、まるでミニイカ娘だな。 いろいろ細部など。 スカートの中身はないぜ。個人的にはこのフィギュアの趣旨的に、別にあってもなくてもどうでも良い。 "もやもや顔2"ぽぷらちゃんもやもやの1は第1弾だぜ。 もやもや~。 "ちっちゃくないよ"ぽぷらちゃん魂の叫び! さてここからネタ撮影のお時間だ。
フィギュアの商品名が「軍団」だから、陣形でも組んでもらおうか。まずは通常の行軍隊形。数千年まえから、いまでも変わらぬ状態。これで奇襲の形で横面突かれたらどんな強兵でも脆いのは古今東西、現代でも変わらない。 高名なアレクサンダー大王の、ガウガメラの戦いでの布陣。横向いてるのがアレクサンダー大王。おおきく迂回して自らが囮となって敵をおびき寄せ、戦列が薄くなった隙間へ一気に突撃して中央突破、ペルシア軍を打ち破った。 上杉謙信による、車懸りの陣。ゆるやかに円を描くような機動により、休みなく次々と新手が襲いかかることで、たゆまぬ連戦を敵の前衛部隊に強いて消耗させる。一種の波状攻撃で、川中島合戦が有名。 武田信玄の鶴翼の陣。翼が展開される前、左右の翼は後退している。これは攻撃態勢の陣容。包囲攻撃と防御を両立させるが、高度な統率が必要。 島津のお家芸だった釣り野伏。囮が派手に負け、偽装撤退によって縦深包囲陣へと誘い込み、追撃してきた敵を左右から挟撃・分断・殲滅する。合戦相手はこの罠が分かっていながら毎度のように引っかかったという。それだけ「勝ってる」兵を抑えるのは難しい。 銃が発明され、騎士が廃れて数百年間、欧州で主流となった基本の歩兵陣形。ただの横隊だが、どんどん薄くなっていった。戦列歩兵と呼ぶ。最後になるとわずか厚さ3人とか。薄いほど銃撃戦へ同時に参加できる人数が増え、そのぶん弾幕を濃く展開できる。連射式銃器の発明で一気に消えた。 方陣。戦列歩兵の対騎兵陣形。突撃には銃剣の槍衾で抵抗し、遠方にいる敵には普通に射撃する。これを騎兵で突き崩すには大砲の援護射撃を利用するしかなかったようだ。 フリードリヒ大王の斜行戦術。猛烈な訓練により、最短移動・最短時間で、敵の横面に戦闘正面を形成し、圧倒的優位を確保する歩兵機動戦術。やたら横長の戦列歩兵はすぐには横を向けないので、一方的に撃ち崩せる。 トラファルガーの海戦におけるネルソンタッチ。ネルソン率いる英国艦隊は2重の単列陣を組み、仏連合艦隊の横面に突っ込んで分断した。フランス側は片舷の大砲しか使えないが、英国艦隊は両面の大砲を使える。結果、イギリスの大勝利。 日露戦争のクライマックス、日本海海戦でのトーゴーターン。いわゆる丁字戦法。ロシア・バルチック艦隊の進路を常に妨害し、動きを封じた。早い段階で統制を失ったバルチック艦隊は各個撃破され、日本連合艦隊がほぼ完勝する。

2011年発売フィギュア レビューリスト

© 2005~ Asahiwa.jp