東方Project 1/8レミリア・スカーレット-香霖堂Ver.- フィギュアレビュー

発売:2012/01:グリフォンエンタープライズ 原型:i-con

東方香霖堂シリーズ、開幕。あの独特のデザインラインより今後、何体かが立体化される。その第一弾がレミリアうー。原型はおなじみi-con氏、東方ロリの伝道師だ。元絵の絵柄とじつにマッチするね。雰囲気は淡いロリ絵、唖采弦二氏のイメージをかなり反映させることに成功していると思う。以前も語ったことがあるが、陰影がくっきり出ているので、造形にそのぶんメリハリがある。髪やつばさ、スカートの影などがいい案配だと思う。塗装面の弱さをカバーしている。モチーフとなった唖采弦二氏の絵柄は頭部がおおきめでほかの東方と一線を画するところを、巨大な帽子でうまく処理している。できればもっと意味不明なポーズのほうが東方香霖堂の世界観に合っている気もするが、そうなってくると特別編レベルになるので、あまり多くを望んでもいけないかな。体のバランスはi-con氏の作風かな、そっちの引っ張りというか、割合が高いね。オーバーサイズ気味な台座は仕様だぜ。飾る場所を圧迫するので、できればコンパクトなフィギュアのためにいいかげん小型台座を用意してほしいのが本音。顔の造形は個人的に文句なし。サンプルより前髪が下がったか、アイプリントが上にずれたか、いずれかの理由により、まゆげが隠れてしまっている。これを是とするか否とするかは人それぞれ。すくなくとも、レミリアの可愛さを損ねているようにはあまり見えない。理由はふわふわ髪型の少女キャラには、前髪が長くて目が隠れがちな系統の萌えも属性としてあるからだ。もっとも唖采弦二氏の絵柄は基本的にまゆげをきっちり露出させるので、似てるの視点で見れば残念賞かな。おおきなZUN帽と豊かな髪量で、目の位置は顔パーツの中心より下側に見えるよな錯覚を受ける。それは元デザインに共通する幼顔のバランスによくマッチする。帽子外して、ふんわりと写してみた。吸血鬼の犬歯がかわいい。そのZUN帽。マスク塗りが甘いのはいつものグリフォン。髪の毛はウェーブばりばり。髪パーツは3〜4重となっている。痩身の胸。布パーツでボリュームを稼ぐのは帽子といっしょだ。見事につるぺただな。腕とか。輪っかはABS。翼の付け根。ちいさめの翼。色が色だけに飾りとしちゃ味気ないかもだけど、仄暗い世界観を考えれば似合ってると思う。スカートの広がりと形状はいつものグリフォンパターンだ。別に悪いことじゃない。前から見たときもっとも見栄えが良くなるスカートだ。いくら立体作品とはいえ、いちいちなめ回すことはそれほどなく、正面から眺めることが圧倒的に多い。足はスニーカーみたいな感覚。ネームプレートの個人マークはリボンとコウモリの翼かな。下はかぼちゃぱんつ。これで普通の下着だったら世界観壊れそうなんで、正解だと思う。

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