キューズQ 東方Project レミリア・スカーレット 東方香霖堂版 フィギュアレビュー
今度こそ月に行くわよ なにこの可愛い生き物。 良作を連発する香霖堂版東方フィギュアに、またひとつ銘品が加わった。 箱 幼女設定につき実寸は16cmあまりと小さいが、詰め込まれたディテールは豊富だぜ。 カリスマ吸血鬼のレミリアおぜうさま! 原型は毎度ロリ伝道師i-con氏! 彩色も同サークルで以心伝心タッグプレイ。 正直、撮影後の現像で「おぜうさま!」と何度もため息をついたものだ。 全身一周撮影だとその表現は分かりづらいだろう。レビュー後半のアップでおぜうさまを堪能して欲しい。 萌えフィギュアの迫力?は、離れるとどうしても小さくなる。 見てる側も冷静になるというか全体を見る視点だし。 おぜうさまの強気な顔を幼くかつ可愛く表現しきった造形バランス。 キューズQ東方シリーズはレスポンスの遅さが難点だが、かわりに丁寧で外れ率は低い。安心して買われたし。 カリスマ人外少女の魅力をたっぷり凝縮させた、萌え属性と媚びのじつに濃厚な塊だ。 これぞロリっ子、萌えフィギュア。 レフの配置だけで20分ほど格闘したライティング。納得いく雰囲気出るまで試写を繰り返した。拡散を弱め濃い影のラインで――専門的な話は長くなるのでやめとこう。とにかくメリハリだ。 一転して柔らかさ。レフ8枚による光飽和の饗宴。私のライティング環境は真性の半逆光が難しく、背景紙を照らした疑似的な半逆光からレフで持ち上げる。 おぜうさまバストアップだ。いきなりベストアングル。 特大のZUN帽は磁石式で造形に影響することなく付け外し可能。もし飾るならビニル挟んで色移り防止。 顔のパースバランスがロリ。 やや釣り目ぎみでカリスマ。 香霖堂シリーズのでかい帽子やリボン。 髪の毛。本来ならこのサイズは1000ピクセルだが、グラデ噴きの様子を見たくて1200維持。 胴体部。か細いウエスト。 背骨は緩やかにS字。 背中と翼。翼は全体にグラデ噴きで、茶色系だから擦れに弱い。パーツの扱いには注意を。ちょっとしたことで色剥げしちゃうぞ。 真っ白なスカート。その一部に手を添えてお嬢様の挨拶。 幼女の足と靴。 台座のコウモリは――ZUN神主が酒の勢いでか筆を滑らせたスカーレット姉妹の裏設定、チスイコウモリ属らしきシルエット。※吸血鬼は自称で、チスイコウモリの妖怪という非公式な話。 そしておぱんつである。 カリスマのパンツにしてはシンプルだが、ロリ幼女だし。 小さなサイズにレミリアおぜうさまの魅力をたっぷり押し込めたフィギュアだ。従者の咲夜もすぐ発売予定。ぜひ主従で並べたい。