東方Project 東方ヴィネット 星蓮船・博麗霊夢 フィギュアレビュー

発売:2012/05:ピンクカンパニー 原型:藤崎士朗/アリヌ

原作絵っぽい初の量産PVC。 なんかシリーズになるらしいねコレ。第1弾は霊夢。 原作絵の忠実な量産フィギュア化は利用規程に抵触するらしく、二次創作の形を取るため粗茶氏をデザインに招いた。 あ~~っ、足の組み角度を45度ほど間違えちった。まあいいか。 それではZUN絵っぽい霊夢を一周さくさく。 当然だけど、ZUN絵仕様ではみんな頭身低いよ。 ZUN氏の絵は竹本泉というベテラン漫画家(いまも現役)の影響を受けている。その特徴は単純な実線と、低頭身。私はかなり長い期間ファンだった。 魔理沙の口癖「だぜ」も、竹本キャラから採ってるんだぜ。なぜか学園に住み着く謎の座敷童で、1~3年生を永遠に繰り返す朝ヶ丘絵里子。口癖は「変だぜ」。って、このレビューとなんの関係もないな。 霊夢のこの姿は、フィギュアタイトルにあるように星蓮船だ。 首と胴が動くので、あるていどシチュエーションを決められる。 こういうZUN絵準拠タイプのフィギュア、萌えるとまではいかないが、まるで置物みたいで、けっこう可愛いじゃないか。もっと多くても良かったね。 アップだよ。 顔の形そのほかは完全に萌え系フィギュアの作法が無視され、アイプリントものっぺらに貼り付けられている。 なのに別に拒否感が出てこないのは、やはり原作ゲームでけっこう見慣れているからかな。逆にゲームをまったくプレイしてない人には、どう写るのだろうね。 髪の毛~~。色ムラや斑点や気泡跡があちこちにあり、塗り精度はあまり良くない。 胴体だよん。 腕が太いぜ。 ワキは残念ながらあまり見えない。 スカートなのだ。 足と台座。陰陽玉。 日本昔話的な宝だぜ。 下は当然のごとくズロース。

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