ホビーマックスジャパン 東方Project 空飛ぶ不思議な巫女さん! 1/10 博麗霊夢 フィギュアレビュー
中国からの霊夢さん。 ホビーマックスは中国コンテンツのフィギュア化を中心に行っている。東京フィギュアが販売、ホビーマックスジャパンが国内営業。大陸生産拠点のあれこれをホビーマックス上海。 箱 最初は中国のメーカーかと思ったが、東方を出したし日本メーカーなのかな。 完成度は写真の通り。ヴィネット風味。 元イラストは中国人を起用だぜ、ここは中国コンテンツを主要テーマとするメーカーらしい。 原型および彩色も中国でやった模様。造型家が日本人か中国人かは不明だが、最近は中国造形師も増え、あちらでワンフェスが開かれるようになってるので、どちらでもいいや。 見事な躍動感と、動きの瞬間を造形へとかたどったスタチュー。 中国産アニメが日本へ輸出され始めているように、中国色の濃いフィギュアも今後はどんどん増えていくだろう。 お値段のついでに安い。商品開発を中国大陸でやったからそのぶんコスト削減。 いまの日本メーカーの水準であれば1.5~1.8万円くらいになる内容だが、1.2万円台で商品化した。おそらく人件費などの差。 パーツが多くて複雑なフィギュアだぜ。1/10スケールだが現物は1/6スケール並の迫力をもつ。 撮影は慎重に、時間をかけて。 かつてと比べて減ったといっても、東方はまだまだ良質なアレンジ系フィギュアが発売されている。 上から見下ろし。 いろんな角度から。 空飛ぶ不思議な巫女さん。 目線が合うアングルがベスト。 1/10スケールらしく顔は小さい。でも全体はスリムで1/8スケールな印象を受ける。 動きの細かいフィギュアだぜ。 髪のパーツ精度は良好。いい仕事だ。茶色系の塗料はちょっとした汚れや失敗がすぐ目に付く難しい色。 服やリボンなど。特定作品の霊夢衣装のおもかげはなく、オリジナルデザイン性がきわめて高い。まるで初音ミクがテーマごとに○○ミクという感じで派生していったのと同じことか。 巫女服で着物の柄が混ざるのは外国らしい発想。日本人がデザインするならまずこの組み合わせでは混ぜない。日本人も西洋ファンタジーでかなり間違えてるんだろうな。 御札と煙なエフェクト。 ワキと袖。 大型化されたお祓い棒。これも日本人デザインだとここまでロングにならない。 背中 足 池&台座&鳥居 エロはない。