グッドスマイルカンパニー 東方LostWord 1/8 博麗霊夢 フィギュアレビュー

発売:2022/11 原型:鶴の館 彩色:いわびつ

博霊神社の巫女さん ポップなデザインで立体化。 ノーマル衣装のビジュアルで。 クリアパーツを多用し、明るいディスプレイでキレイに照らされる。たぶん。 元イラ。ゲーム中でも頻繁に表示されるもの。 顔がなんか違ってる気がするが、それはサンプル段階で分かってたこと。 東方プロジェクトはフィギュアがべつに似る必要のない珍しいコンテンツだ。 ZUN絵がウマヘタ系で、みんなそれぞれファンアートで推し絵師をみつけ、楽しんでいる。 商業展開含む二次創作(公式系すら二次という建前)も変わらず。 フィギュアそのものの完成度は写真が語るよ。 情報量多いし、ダレもなくきっちり決まってる。 パーツの先っちょがシャープでしっかり保持力もあり、素材選択と再現になんの不具合もない。 もちろんこういう細かいパーツのたくさんあるフィギュアは破損のしやすさも高くなってて、開封したら接触には注意だよ。 できれば裸で飾らず、埃避けをしっかりしてるガラス張りの大きなケースに収納しておきたい。 なにしろホコリを清掃する行為すら一定確率で破損との戦いになるから。確率的にいつか必ず起こるトラブルだから、リスクを極限まで減らすにはホコリのたまらない環境へ置くしかない。 それが無理なら箱から出さないほうが良さそう。それくらい引っかかる尖ったパーツが多い。袖とかに。 ちなみに私が過去20年以上で引っ掛けて破壊してしまったフィギュアは20体以上あると思うが、うち自力修理できたのは数えるほど。太めのPVCなら軸打ち接着で補修できるが、ABSやPOM、極細硬質PVCはちょっと無理。 壊れやすさの危うさと緊張と引き換えに得られるのは、高い満足度の造形レベル。 1/8スケールでありながら、まるで1/6~1/7スケールの迫力にも見える写真の力強さ。 おそらく目を凝らして細部を見ればさすがに1/8スケールゆえの粗もあるだろうけど、エフェクト多用し派手な動きでかつクリアパーツもぜいたくに使ってるこの霊夢のフィギュアは、そういう鑑賞は似合わない。 普通の鑑賞距離での印象を信じよう。 東方LostWordのスケールフィギュアは第一弾が魔理沙で、マックスファクトリーが担当した。 魔理沙の発売はオンラインショップ限定だったけど、霊夢以降は流通をなお絞ってるとはいえ、通常のアンテナショップ展開。 細部など コロナ禍などの影響で発売延期を繰り返し、1年近く伸びた。 エフェクトなど。元ソシャゲをプレイしてない人でも、東方ファンなら満足できるだろう。 かぼぱん

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