フリーイング 東方Project 1/4 博麗霊夢 フィギュアレビュー

発売:2019/09 原型:ひろし(桜前線)

An2A氏アレンジ、全高43.5cm巫女さん。 1/4スケール、3万円。 凜々しく、かわいい。 箱でけえ。秋の発売に合わせ紅葉デザイン。 よつば(5.5cm)ちっせえぜ。 なんとなく測ってみたら、フィギュアからカメラまで1.9mもあった。 大きなフィギュアほど歪まずスタイリッシュに写せる距離が長くなっていく。 3万円もするフィギュアだ、撮影に妥協はない。背景の演出を除いて。 レビュー撮影なので、フィギュア本体のみをひたすら見せていくスタイル。 照明も背景も写し方もそれに特化したものだ。 アレンジ東方フィギュアはリボンやスカートがぶわっとひるがえってることが多いね。 東方原作は空を飛んで弾幕アクションやってるから、自然と服が飛んでる感じになる。 でもじつは原作寄りなフィギュアとか、原作絵そのものはあまり「飛んでる」感じが出てない。この辺り面白い。 設定に引っ張られ、あるいは設定してるが自由に描き――服飾面でアレンジが際立っても、それ以外は反対に縛られる。面白いものだ。 なんにせよリスペクトする範囲においてなんでもありが東方のいいところ。この際どいミニスカのように。 ミニスカであり同時にロングスカート。思いっきり重力無視で円形に広がる。 原型はひろし氏だ。似せるというより破綻のない造形バランスの追い込みが特徴で、写真の霊夢のご尊顔な感じ。個人的にリリカルなのはシリーズのフィギュアで作風を確立した印象がある。 角度限定といった野暮はない。どこより見ても顔も髪もリボンも普通。 だからいろんなアングルで写したくなる。 ちょっとソフトフィルター。 3万円の価値はパーツのシャープにある。 離れて見た情報量は1/7~1/8スケールと大差ないように見えるが、やはりサイズが大きいだけにエッジ部分のシャープさや、塗りの細部がいい。 グラデーションも処理が誤魔化されるかな。大きいと得だね。 ただし大きいなりに苦労してるみたいで、梱包はかなり破損を気にしていろいろ予防的な保護や固定、つっかえがされていた。 1/4スケールの情報量の恩恵。単純に迫力ある。 お腹周りとか。 両手に博麗の巫女グッズ。 横。ワキ巫女。 ミニスカとでかい上――なんというのかねこの赤いの。スカート? 素足 台座は大きめ。固定は金属棒だ。 スカートの中。 この純白はおしりが素敵。 無難な普通の白いぱんつ。 前側はそれほどでもないが―― うしろがいい眺め。まあえっち系に特化したフィギュアと比べたら大人しいものだが、普通の萌えフィギュアとしてはいいほう。 霊夢のおしりを見るフィギュアだな。

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