ベルファイン 東方Project 魂魄妖夢 フィギュアレビュー

発売:2019/03 原型:栢凪(カヤナギ) 色彩:Aizer

スコッティ氏の描き下ろしみょん。 抜刀し、かつガチ戦闘モードの妖夢がフルプライスPVCフィギュア化されるのは7年ぶり。 しかもこの完成度だ。妖夢フリークにとって「戦う妖夢」のグリフォン版はこれで過去のものとなるだろう。 可愛い妖夢はグリフォン香霖堂版、凜々しい妖夢はこのベルファン、本当は怖い幻想郷の妖夢はエンブレイスOzで決まり、かな? 3月末発売はちょうど桜の咲く季節、箱も桜吹雪だ。妖夢の初登場する東方妖々夢は春と桜がテーマ。 スコッティ氏の元イラスト。 やはり練達したイラストレーターのコンセプトがあれば引き締まる。 グリフォン東方シリーズは社内スタッフがイメージイラストを描いていたらしく、好評な香霖堂版シリーズすら頭身が違うなどの改変を経ていた。 イラスト正面がもっとも映えるよう計算されてるポーズゆえか、中間的な角度はあまり印象として弱いかも。 だが背中まで回して「おおっ!」と感嘆符。下の写真だ。正面側のほぼ真後ろ、映える角度の対象だから、こちらも格好良くバランスが取れてる。 格好いい妖夢だぜ。ついでにスカート派手にひるがえって足がエロい。 偶然だろうけど、通常の飾る高さだとスカートの奥がギリギリ見えない。フェチズムだぜ。 ほらね、太もものかなり上まで際どく肌色を晒してくれるのに、見えない。腰を覆う神秘の布が。
※追記:原型を制作された栢凪(カヤナギ)氏によれば、通常の鑑賞範囲ではギリギリ見えないよう、ベルファインのスタッフとともにこだわりを持って念入りに調整したとのこと。 そして一周はまたベストアングルへと戻っていく。 この妖夢は買ったなら開封し、ぜひ飾ったほうがいい。箱に仕舞っておくのは勿体ない。 右足を支える透明な支柱は撮影当初いつものように外そうと思ったが、バランスが想像以上に悪くなってふるふる揺れ続けるので今回は保持させたまま。 飾るにしても支柱は付けたほうがいいと思う。 適当にグラビアみたいに意識。 暗い照明。 ただの絞り開放付近。大口径レンズを開けば簡単にそれっぽく写せる。 上半身 妖夢は描く人によって様々な髪型や顔立ちになる。凜々しかったりロリだったり、可愛いかったり、怖かったり、なんか間抜けそうだったり。 ZUN神主の原作絵すら統一感がない。変化しつづけるって設定で、どんな妖夢もみんなみょんみょんだ。 二刀を抜く妖夢はこういう顔でいい。可愛く笑顔だとなんか違う。 銀髪。おかっぱ要素は後ろ髪に残存。 妖夢ちゃんの服。彼女の服はみんなアレンジしてくるぜ。 メインウェポンの楼観剣。これを振らないと弾幕を発生できない感じだし、庭師の仕事もこの刀でこなしてるという噂も。 サブウェポンの白楼剣。二刀流となったとき使う。迷いを断ち切る剣。 サイドから背中ぎみ。胸があまりないのが分かる。 冥界に暮らす霊的な妖怪であることを示す巨大な半霊。二次創作とくにコメディや日常系では小型化されることも多いが、原作では妖夢の背丈ほどもあり、真面目なイラストでも踏襲される。 スカートと鞘。独自解釈の装備。検証など必要なく、おおらかに許されるのが東方。なんでもありだ。 すべすべな足。 そして白い布。 下○ディテールは最小限に留めているも、基本的に抑えるべきところは網羅。 妖夢のフィギュアは決定版的なものはなぜかみんなパンツだぜ。 妖夢ファンでドロワ派は不満かもだが、たぶん喜ぶ購入者のほうが多そう。

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