東方儚月抄 霧雨魔理沙Rev.TOKIAME フィギュアレビュー
夜飛ぶ魔理沙にふさわしい、妖しき発光ギミック。
東方儚月抄の絵柄がフィギュアに起こされた。
開発コトブキヤ、発売は一迅社。一迅は東方プロジェクト公式書籍で角川に先行した出版社だ。
コトブキヤだけあって造形レベルの高さはいうまでもない。
この撮影では、台座支柱の星型はずっと発光させていた。でもあまり分からない。それだけ光が弱いぜ。
こじんまりとした中に、動きがよく詰まっている。
フィギュアとしてよく出来ているから、撮影していて楽しい一体だ。
背中側からだと重力的な2次元のウソが見て取れる。眺めるのは正面方向だから、その範囲で普通に見えるのならさして問題にはならない。
さすが公式書籍をたくさん出してる会社の監修だけあって、魔理沙の各パーツのデザインは設定に忠実だ。ホウキひとつを見ても。
TOKIAME魔理沙は誤って保管倉庫に入れてしまったことから、購入からレビューまで1年半を要してしまった。
それゆえ前後発の魔理沙フィギュア群と比べることが出来るが、かなり上位の作品だね。
人によって違うだろうが、多くの人は確実にトップ3へ入れるだろう。なにより、雰囲気がいい。
前に足が来ているので、顔を楽しめる範囲がやや狭いのが難点だ。
とんがった帽子。他社製と比べ、フィギュアのテーマと一致させた融和性優先の造りだ。
それでいて帽子外しも可能と。レベル高くてやるね。
魔理沙のバストは各種準公式絵でもぺったんこだが、このフィギュアでほぼ公式化したといってよいね。もっとも2011年6月時点で胸のおおきな魔理沙のフィギュアはPVC完成品では1体も出ていない。
せなーか
ミニ八卦炉
通販のおまけで付いてきた八卦バルーン。あみあみの特典だったかなこれ。特典の内容は通販店ごとに違っていた。さすが出版社。
スカート前面
前掛け。魔理沙のビジュアルイメージで前掛けの割合はかなり大きいと思っている。
スカートの後部と脚部。素足ブーツはなぜか東方に多い履き方。
この竹箒は節々の造形が見事だ。
でっかい星形。中でライトが付いているのがかすかに分かるていど。ちょっと撮影用照明がきついかな。
ちょっとだけ装飾性のあるブーツ。飾り気も必要だぜ。
スカートの中身はズロース。ミニロドワーズ。
ヒダがかなり細かいぜ。