東方Project 普通の魔法使い 1/8霧雨魔理沙 フィギュアレビュー

発売:2009/08:グリフォンエンタープライズ 原型:i-con

普通の魔法使い東方プロジェクトフィギュアシリーズ第1シーズン第1弾。その片割れが魔理沙だ。しょっぱなからいきなり主人公2人を発売してくるとは、グリフォンも本気だ。東方シリーズは人気キャラが分散しているので、主役を出し切っても大丈夫と踏んでいるのだろう。フィギュアの仕上がりは上々まあまあだ。さすがにアルターやマックスファクトリーの凄まじいクオリティを期待するのは無理だが、グッスマ連合系の神掛かった出来映えというのはシリーズ物には向かない。主題を厳選し取捨する傾向にあるからだ。実際、これらの一流メーカーがメインヒロインを全員きちっと揃えて発売してくれた例は少ない。むしろ普通のメーカーのほうがヒロイン全員をきっちりかっちり最後まで面倒見てくれる場合が多く、具体的にはコトブキヤやトイズワークスなどにその向きがある。もちろん無事完走するのは成功すると見込まれた場合に限るが。そういった意味において、長期企画にグリフォンが挑むのはあながち無謀ではない。ラインアップを揃えること自体に意味と価値が出てくるからだ。願わくばこの佳作レベルのマスプロダクツを最後まで維持して欲しい。後ろから見ても存在感のある魔理沙だ。スカートが大きくひるがえる姿は勇ましい。いかにも登場したぞ! って感じだ。箒の角度や位置取りもなかなかバランスがいい。飾っていて楽しい魔理沙だね。同時発売の霊夢よりいいかも。他社よりフィギュア化される東方物も現状、魔理沙のほうが多い。原型i-con氏の商業原型経歴はまだ浅いが、本格的なフィギュア製作をはじめたのがハルヒとらき☆すたの中間辺りのようなので、まれに見る短期間で急速に上達した造型師みたいだ。しかも製作ペースもかなりの速さで、グリフォンがリリースするロリ系フィギュアの少なからずがi-con氏によるものである。i-conは文字通りアイコンと読めるが、ハイホンを抜けばicon(イコン)となり、「象徴的な像や絵」といった意味になる。今後注目したい原型師だ。帽子を脱いだところ。印象ががらりと変わる。それだけ魔法使いのおおきなツバ帽は存在感がある。後ろ髪薄くグラデが入ってるようだがライトを当てるとほとんど分からず、べったり一色にも見える。この片結び房も魔理沙の特色だ。帽子胸部かなりのつるぺたに造型されている。魔法の箒。普通の魔法使いだからこれにまたがっていないと空を飛べない。スカートでっけヒダだな。リボンズロース両足とも浮かせた演出は歩いている最中、あるいは箒より飛び降りた瞬間みたいな。台座「霧雨魔理沙」ズロースは東方プロジェクト共通の下着だ。

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