東方Project 土着神の頂点 洩矢諏訪子 フィギュアレビュー
ケロちゃんリアル初立体化。 東方一人勝ちのグリフォンよりも早く諏訪子を出すとは。東方フィギュアもそれだけメーカー間の競争が確実にあるわけで、コンテンツとして盛り上がってるね。 メーカーとしてはプレッシャーがあるだろうけど、切磋は名作の苗床だから、コレクターとしては嬉しい限りだ。選択肢が多いほど琢磨となり、ハルヒやなのはで証明されてきた。それで個人的にまだ見ぬグリフォン版と比べてどうかという比較においては、個人的にはグリフォンよりこちらのほうが上になりそうな気がする。 その辺は実際にグリフォン諏訪子が到着してからということにして、躍動感あふれるキューズQケロちゃんの一周を楽しもう。 ふわりと空中に浮いた状態だ。頭身や服などの形状をいろいろと見比べてみて、黄昏フロンティアゲーム版デザインのようだ。巨大な環を持ってるし。 元はイベント限定ガレージキット。キューズQはガレキからの掘り起こしが多い。 原型を作ったGUHICO氏は以前はデフォルメが多かったが、現在はスケールクラスがメインになっている。鼻がなく平面色の強い顔造形で、その特徴からロリキャラを得意としている。 なお普通の顔造形もちゃんとこなすので、あえてリアル頭身でデフォルメの技を用いているようだ。それはこのケロちゃんや、次に控えている⑨(チルノ)も同様だ。 体の正面。各パーツのバランスは良いので、安心して見ていられる。 このように浮かんでいる姿勢なので、諏訪子本体を軽く触るとぶるぶる震える。10秒くらい。今回の撮影はかなり時間がかかった。 すでに書いたように、デフォルメフィギュアの顔面と、普通頭身のコラボ。らき☆すたに通じる。 可愛いね。ロリ系キャラだからこそ合っているだろう。そして諏訪子フィギュアとしてなにも違和感は感じない。 これまで幾度か述べたが、二次創作盛んな東方プロジェクトは有力絵師によるビジュアルイメージが多数存在し定まらないから、フィギュア化で原型師の作家性がいくら色濃く反映されようが、それが造形作品の評価を削ぐことにはならない。 まず似てることを求められるアニメキャラフィギュアと比べ、東方というのはかなり特殊なコンテンツだろう。原型師の腕の見せ所だ。それでZUN帽なし状態のケロちゃん。特徴的なもみあげにより、被り物がなくとも諏訪子だと分かる。 謎の帽子。意識があるとかないとか。 じつは本体? 後ろから見ればただの金髪の女の子。 右袖 この右手パーツはデフォルトのもの。撮影ではもっぱら鉄の環を付けているが、そのほうが見栄えするため。おそらく鉄の環を装備して飾る人が多いだろう。 鉄の環。東方風神録ではスペルカード、東方緋想天などでは空中攻撃技として出てくる。ネタ元は諏訪大社の伝承にある神代の戦い。 左袖の先は帽子を掴む。 胴体部。カエルは仏のまねごと。 背中側も前とおなじくシンプルだ。 赤い×の縫合は諏訪子の起源である、飛鳥時代・奈良時代の衣服をイメージしたものだろう。 鳥獣戯画 諏訪子の特徴は東方キャラとしてはとても短いスカートだね。おかげでかぼちゃぱんつが難しい。 絶対領域 ほどよい太さのロリ足だ。 台座も鉄環を意識したものかな。 スカートの中はパンツ。 とりあえずパンチラ撮影を。 食い込みなどがあるわけでもなく、エロ度は低い。このロリ度で扇情的な股間でも困るけど。 キューズQのチルノが心待ちだ。