東方Project 完全で瀟洒なメイド 1/8 十六夜咲夜 フィギュアレビュー
ナイフ投げの達人なメイドさんなんだぜ。 キューズQの箱は比較的コンパクト志向なんで助かる。 元イラストは独特の絵柄で魅力のある岩本ジェイムズ氏。フィギュア企画のための書き下ろしだ。 造型はサークル鶴の館の千鶴氏が抜擢された。 咲夜さんのフィギュアとしては胸がひかえめだ。よつばとフィギュア的にはOKだぜむしろ。こうして実際に買ってるし。グリフォンのi-con版咲夜さんですら胸のおおきさで予約回避してるほどだ。 あとはまあまあ。元イラストにはまったく似てないけど、原型が千鶴氏というだけで関係なくなる。 細やかな細部で、千鶴氏の作家性が全面に押し出されているね。 咲夜フィギュアでは個人的にけっこう上位に来そう。 斜め上より。エプロンのスカート垂れ部に岩本氏デザインによる時計の文字盤が並んでいるのは、時間を操る咲夜ならでは。 すでに書いたけど、元イラストにはまったく似ておらず、むしろ千鶴氏の色が濃い。 その印象を強めているのはアイプリントだろう。なぜ岩本ジェイムズ氏の絵柄を完全に無視したのかは謎だが、それ抜きで見れば普通に可愛い。 ただし原型はともかく、量産品の部品精度にはやや難があるかな。1/8スケールなのに、まるで1/10スケールを見ている印象だ。 あとは細部へと。 胸だぜ。 左手のナイフ3本は固定。 右手のナイフは取り外し可能。イラストおよびディスプレイ例などでは1本だけなので、もう1本はおそらく予備だろう。 背中。単純なのに、塗りが……気にしてもしょうがないか。 見所はやはり文字盤演出か。 スカートも斜め後ろが迫力のあるアングルとなる。 脚部 台座はコンパクトで、飾るスペースに優しい。 ぱんつは白いぜ。 しかも昔風――高度経済成長期あたりを想像させそうな古いデザインのぱんつ、ただし可愛いフリル付き。 この下○は古いものが流れ着く幻想郷としてはかえってふさわしいかも。 まるで女児ショーツのような布の多さが、かえって萌えるかも。 以上、下○が意外なキューズQ咲夜さん。