東方Project 湖上の氷精 1/8チルノ フィギュアレビュー

発売:2012/02:グリフォンエンタープライズ 原型:i-con

チルチルチルノ
一部で酷評された前評判と違って、案外可愛いぜ。やっぱグリフォンエンタープライズは実物を見ないとね。グリフォンのチルノが発売された。まずゾンビみたいな発色になってしまってる箱のサンプル写真に注目。一方、実物は発色良し健康優良児。いつものサンプル逆詐欺は今回も健在だ。ただ、間抜けにも見える口の形が、人を選びそうだ。賛否を呼びそうな口元に関しては、私はアリの結論を出した。チルノは公式設定のレベルでバカ認定だし、目の演出と口のバランスが意外と合ってそうな印象もある。もはや好き嫌いの問題だな。全体のクオリティ自体はそれほど悪くない。フィギュアの完成度を見る上で誤魔化しが利かないのが背中だろう。チルノの背負う氷パーツ。いい感じだぜ。各所の人気投票でトップ10になかなか入らないチルノ。だが東方でフィギュアになった回数はトップ5に入る。事情としては、東方のフィギュア化で可愛い系キャラが優遇され、ボインボインなけしからん系が冷遇されていることがけっこう影響しているだろう。なぜ東方フィギュア購買層でロリ方面の需要が多いのかは不明だが、供給バランスの配剤で、チルノは運良く立体化の機会が増えたと思われる。これは根拠のない私見だが、フィギュアはけしからん度が増すほどコアユーザー受けし、可愛い度が増すほどライトユーザー受けするのではないかと。東方フィギュアの最大購入層はなにか? 答えは東方フリークのライトフィギュア消費者だ。彼ら彼女らは私の知る範囲において、フィギュアはほとんど東方しか求めない。とくに女性は露骨なエロを毛嫌いする傾向が強いので、ありえないバストやヒップはそれだけで回避の対象だ。デフォルメのねんどろいどが受けているのには、女性購入者の存在が無視できないともいわれる。世の中はデフォルメ人気が高いので、チルノのフィギュアもデフォルメ型が先行した。POP絵バージョンもデフォルメ系だろう。その視点でカウントするなら、リアルスケール版チルノはキューズQにつづき、このグリフォンi-con版でやっと2体目だ。ロリの伝道師がロリを造るのだから、出来が悪いはずがない。アップだぜ。チルノの表情は笑顔ではない。笑顔のチルノが欲しいならデフォルメかな。キューズQも「あたいったら最強ね」的どや顔みたいな感じだったし。こちらのチルノは「やるか!?」風の顔だな。問題の口は、下の写真で目と眉を見れば、これもありかなあと思えてくるかも。すくなくとも私はそう感じた。ロリ的な口でもあるし。あとはどう取るかだな。良いかもときたら買えばいい。レビューでなく、実物をいろんな角度から眺めるのもいいぜ。髪型はチルノらしくてキューズQ版より素敵に思えるぜ。頭頂はi-con氏らしいふわふわな髪だ。よくZUN帽子で隠れるけど、つむじを造型している。つむじってけっこう無視されるんだよね。アルターやグッスマの有力原型師ですら。隠れた評価ポイント。リボンでかいなあ。胸元など。単純な服だ。この素朴さはZUNデザインの魅力だね。細身だけど、服の下のボディが控えめながら存在感を示している。脇腹、お腹。水晶のような氷の結晶。氷の妖精なんで。異常に長く見える親指は保持力確保な大人の事情。もう片手。氷の羽根は妖精っぽい感じだ。幻想郷ワールドの翼は見た目優先で実用性が低く、妖精をはじめ妖怪や人間も浮遊能力で飛ぶ。根本が細くて先が太いパーツだから、破損に注意したい。飾るときはとくに背中側の扱いを心がけるのが良さそうだ。かき氷なスカート。新撰組は関係ない。足は靴はいてる解釈。チルノは裸足でのフィギュアがいくつか見られるし二次創作でも素足が散見される。調べてみると、原作ゲームで素足になったことはないらしい。公式マンガでは東方三月精のチルノが靴なし。ネームプレートのマークは氷だ。スカートの中は公式設定どおりズロース。チルノにエロを求めてない人は安心して買える。

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