グッドスマイルカンパニー タコピーの原罪 POP UP PARADE 久世しずか&タコピー フィギュアレビュー
隠れた名作、隠れてフィギュア化、隠れてアニメ化。「ぼくはハッピー星人っピ!」アニメ化を知り、発売されて1年以上経ってからなんとなくアップ。箱レビュー時点でほぼ完売状態。中古市場ではぷちプレミアで、ほぼ定価。一般流通フィギュアは在庫あっても2割は安くなるし、定価となるとすでにプレ値。みての通りエロないのでレビュー遅れた感じ。ちょっと地味な小学生児童のフィギュア。地方や田舎にいけばいくらでもいそうな子どもだが――肩に乗ってる丸い生き物がすべてを変えている。アニメ放送がまだ先である以上、ネタバレはよくないので詳細は避けておく。タイトルに原罪とあるように、テーマ性をもつ隠れた良作。人間のもつどうしようもない残酷さと、本能が強く出てしまう幼さと。子どもゆえの無力と衝突と悲劇と、毒親の影響、さらにある事情から避けられずに関わり続けるタコピー。やっと戻った笑顔。幸せになってくれよ。うちではバランス考えてエロありとエロなしのフィギュアを交互なかんじにアップしたりするけど、エロなしフィギュア連続アップしちまったな。すまんね。アニメ化をしって、つい読み返してしまって。フィギュア買ってたこと思い出して探した。たぶんこのレビューはほぼ需要ないだろうけど、そのうちアニメ放送はじまれば検索にヒットもするだろう。子どもの無知や無垢な酷さや素直さ、あるいは純粋さを正面から描いてる。エンタメというよりはまさに作品なので、楽しみたいだけの人には薦められない。それでもたまには読み応えのある人間ドラマを可愛らしい絵柄で読んでみたいならいいかも。メイドインアビスのように、内容の重さを絵柄でカバーしてるタイプのマンガ。横よれよれランドセル足など表情豊かなタコピー。なおエロは当然のようにない。そういう作品ではない。
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