アルター ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 1/7 アスナ 創世神ステイシアVer. フィギュアレビュー

発売:2025/02 原型:無銘 彩色:星名詠美

破損確率との戦い。 超絶美麗 アンダーワールド編アスナの決定版だ。 SAO本編が終了して久しいが、時を置いてとんでもないアスナのフィギュアが奏上された。 写真で雰囲気を伝えづらいのが難点だが、実物を見れば「うひょう」と声が漏れるかもしれない。 パーツの恐るべき複雑な重なり、再現、飾り方……諸々。 背中の入り組みはかなり難しい。 アルターもわざわざ組み立て動画まで公開して注意を促してる。 どういう注意かというと、壊れやすさ。 造形再現レベルで最高を目指し、髪や翼などはすべてABSだ。PVCがまるでない。 こんなに複雑に重なってるのに、みんなABS。それもいくつかのパーツに分かれ、組み立て必要。 めっちゃ注意し、集中し、気を付けて組み立てないと、けっこうな確率で破損は覚悟だ。 自信がないなら箱より出さず、箱のまま所有感を満たすのがよいだろう。 一時期のアルターは壊れやすそうなパーツをPVCにするなど配慮っぽいものが見られたが、またもや造形レベル最優先に戻っている。 うっかり破損などによる対応、短気な購入者に不良品と主張され交換対応、といったことはけっこう起きてると思うが、それでもお構いなしに組み立てるだけで破損覚悟の複雑な作品をあえて発売する職人気質。 すなわち購入者は試されてる。一定の確率で破損することを承知で開封し飾るか、最高レベルの造形が完璧な状態で保たれる安全な未開封を選ぶか。 このアスナは一切の色移りや塗装剥げを生じさせずに組み立てるのはほぼ不可能に近い。翼の裏や髪の一部に数カ所の瑕疵が発生した。 組み立てやすさのための配慮はせいぜいダミーパーツによる変形防止くらい。あとは根気と注意力と手先の器用さだ。 仕上がりはいうまでもない。創世神ステイシアなアスナのフィギュアとして、文句なしの決定版。 いうなればSAO後期アスナの決定版フィギュアでもあるだろう。 ところで顔パーツ交換可能だが、15分ほど粘って動かず、嫌な予感がして断念。破損リスクが高すぎる。10cmにも達する細長いABSパーツが3つも干渉してるのを気をつけながら外すとか正気じゃない。集中力もさすがに途切れた。外したときの勢いでぶつければ、簡単に折れるからね。 上半身 ステイシア衣装、横。 背&翼 おぱんつ 空を飛んじゃう感じなのに、おぱんつ。 やはりALOのミニスカ生パンでも飛んじゃう日常のままだぜ。 キリトがたぶん日常的に拝んでる絶景。

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