涼宮ハルヒの憂鬱 フィギュアセット北高HR&HR02 たまらん来訪編 フィギュアレビュー
SEGAプライズの教室ミニチュアセット。シリーズが進むに従い教室を演出する小道具が揃ってゆく仕組みのようだ。
2008年3月の第2弾。
宇宙人コンビ2種。
「今日のSOS団は、たまらんの時間よ!」
「あははっ、なにこの醜い変なの。わかるかしら長門さん」
「正体不明――解析に入る」
「解析終了、バンダイQ-joyシリーズ第1弾、ハルヒモドキと判明」
「うん、それ無理」
「たーまーらーん!」
「うおっ! まぶし!」
「見なさいこの便利さ! どんなポーズでも乗れる万能台座よ!」
長門有希
小道具がいろいろあるのでフィギュア本体のサイズはボックスフィギュアスケール。
でも並のボックス物よりは出来いいかも。
ほとんどない胸とか本とか。
プライズなのでセーラーなどで塗装がミリ単位で平気でずれてる。安物ゆえ割り切ったほうがいいだろう。肝心なのはフィギュアの命といえる瞳の印刷位置をずらさないことで、それに関してはSEGAはいつも気を遣ってる。
上履きに「長門」。
パンツはどうもパール仕上げっぽい。秘かなおしゃれ。
長門付属の小道具類。
朝倉涼子
ボックスフィギュアでこれ出たら大当たりだね。さらに椅子や机など、遊びやネタに使用できるものが色々付いてくるんで、コストパフォーマンス高いシリーズだ。
ポーズや表情は対決シーンのかな。
スカートの末広がりな感じはいとうのいぢ絵のもの。アニメもこの辺り本当によく特徴捉えてた。
ナイフ
パンチラ
朝倉さんの小道具。なぜか鍋。
「なんで前回みたく、一周写真でたまらんの全身を映さなかったのよ! 失礼だわ!」
「だって大きすぎるんだもん、モドキさん」
「写真容量の無駄」
「たまらん! おしおきだわっ!」
「鬱陶しいわ妖怪!」
「……いきなりとは、卑怯よ」
「卑怯結構! 俺は勝つためならなんでもするのだよ、オレンジ君」
「ありがとう、ルルーシュさま♪ さすが天才ね」
「もっと褒めろもっと褒めろ」
「ん、この子、雰囲気がすこしナナリーに似てるな」
「そこな女生徒、こちらに来てアクションフィギュアの今後について語り合わないか」
「……面倒」
「じゃあ私から行こう。さあさあ、顔を見てくれ。ギアスをかけてあげるよ」
「……迷惑」
「ぐへへへへ、胸がちいさいね。揉ませろ! 絞らせろ!」
「ぬふう!」
「幻滅。けっこう女の敵ねこいつ」
「無様な姿――可愛い(ポッ///)」
「へ? 長門さん変な趣味」
2007年9月の第1弾。
全2種のうち、おっぱいみくるは除いてハルヒだけ。
箱の内壁紙を開くとSOS団の教室になる。
「……みんな遅いわね」
「すいませーん」
「あんた誰よ。水着で校内うろつくなんて、どこの痴女かしら?」
「私は吉田一美といいます。これ見てきました」
「ああ……依頼ってわけね」
「私はいまから、不思議な体験をする予定です。このビラをバニーガール姿で配っていたのに感動しまして、水着で来ました」
「分かったわ。その意気込みに免じて聞いてあげようじゃない。で、どんな不思議なの?」
「それはこうです――たーまーらーん!」
「うおっ、まぶし!」「私はたまらん吉田。紅世の徒もどきです」
「あああ……す、すごい。ナイスじゃない吉田さん! これって現実なの? ついについに、ついに私の前に来たわ! なんという幸運な日なの!」
「どうです? とても不思議な、私の背中に乗りませんか? 世界の運命を統べる最強の宝具、ハルヒさん」
「いいわ乗ってあげる! なんて長い腕なの! 素晴らしい!」
というわけでハルヒはたまらん見てもまったく怯まない。
HRのハルヒ本体はプライズとしては小さい。大きめなボックスフィギュアのサイズだ。そのぶんいろんなことに使えそうな小物がいろいろ付いている。
吉田さんは気にしないほうがいい。たぶん。
大きさを考えたら顔は上物で、バンダイのフィギュアマイスターよりずっと上。
リボンとか。プライズなので塗りの粗さは仕方がない。
胸は隠れておおきいのか控えめなのかよくわからない。
腰から足にかけて。
長門がよく座ってるパイプ椅子と、机一式。学校指定っぽい鞄は、みくるのコスプレ衣装が良く入ってるやつ。いろんなフィギュアと組み合わせて小道具に使えそうだ。
ぱんつ