KADOKAWA KDcolle 涼宮ハルヒ シリーズ 1/7 原作版 涼宮ハルヒ フィギュアレビュー
「みんなー、ひさしぶり!」 涼宮ハルヒの直観(シリーズ15巻)モチーフ 9年半ぶり刊行を記念したフィギュア。 箱 まあ……原作展開は案の定、また沈黙しちまってるけど。 10年を経てフィギュア業界の造形傾向もすっかり変わってる。 アニメのハルヒはすでに古い絵柄ということで、原作イラスト基準。 パーツ交換で指をつきだすおなじみポーズを再現。 どちらで飾るのも、ハルヒらしさをあらわしてる。 表情と腕で4パターン。好みの組み合わせで。 ハルヒ系フィギュアのうちでの購入も5年ぶりという。 レビュー点数だけは50タイトルくらいあるけど。 下 上 2020年代のハルヒ。 似てる似てないは関係なく。 可愛ければヨシ! バストアップ 原作版というわりに、じつはあまり似てない。 この顔はハルヒちゃんの憂鬱とかスピンオフのほうに近いイメージ。 なんにせよ古いハルヒのフィギュアとくらべて、新鮮な造形バランスだろう。 時代と時期によって移り変わる造形の癖や傾向。 具体的にはS字カーブが大人しくなり、元ネタを無視するかのような理想化造形、誇張・強調の度合いも抑制されるようになっているのが2020年代のフィギュアシーン。 スカートにつきもののおしり形状プリントもエロ系を除いて目立たなくなってる。 足の骨折造形も減っている。ありていにいえば忠実度合いが強まり、躍動感を全身のポーズそのものや塗装のメリハリ、あるいはエフェクトパーツでの表現比重がより高まってきている。 台座 白 ふつうぱんつ ディテールも癖なくふつう。 真下 つぎは何年後だろうか。そのときもまた忘れた頃のフィギュアが出るかもしれない。
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