ストライクウィッチーズ 1/8 宮藤芳佳 フィギュアレビュー
あみあみのリアルタイプ・スケールフィギュア。大網フィギュアメーカーになったの巻。
天気が良かったので日光下で1枚芳佳パシャっと。アニメでは常に足元に雲があるのでどうしても違和感が。この子をそれらしく撮影できるのは高原や山地なんだろうな。
箱はかなりコンパクトに抑えられていて、座位フィギュア並だ。顔の正面を見せることにこだわる他社、とくにアルター辺りなら、箱の大きさは1.5倍には膨らんでしまっていただろう。個人的な意見では、箱は小さいに越したことはない。
「どうも文々。新聞、射命丸文です。取材に来ました」
「この子があみあみさんの初スケール完成商品のひとつですね。なるほど、いきなりかなり良い出来ですね」
「……あの、頭が痛いんですけど」
「あみあみさん。今回の仕上がり具合をどう捉えていますか?」
「地道な経験の勝利なのデス」
「経験ですか」
「はい。まずメーカーさんやディーラーさんと幾度かタッグを組みマシた。マスプロダクツはぬいぐるみやミニフィギュアから作って、スケールもガレージキットの商品化で勉強して、両方とも慣れたのでスケールの完成品に挑みマシた。メーカーたるもの、スケールフィギュアを出して一人前デスよ」
「気になったのは、初めてなのに10月から11月にかけていきなり4体も5体も発売しますよね」
「企画が多いと、そのぶん開発が安く済みマス」
「売れなかったらどうなるんでしょうか。大損ですよね。最近は完成度が高いからといって売れるとは限りませんし」
「自前の店舗もありマスので、卸しの差益ぶんが企業体力となるのデスよ」
「なるほど。それでは最後に抱負をお願いします」
「ヘッドロックで頭が痛いのデス」
ポーズの元となったイラストは股間超目立つなんかもうエロエロだった。
このフィギュアはそれをさらに上回る――うん、このレビューの最後のほうでちゃんと分かる。
台座で固定するとかなどはなく、いきなり自由ディスプレイ型。
このようなポーズだとお尻にダボ穴を開けて挿す形式が普通だったが、あみあみは非固定に挑戦している。
フィギュア購入層がこだわる「きれいなお尻」とか、そういうファンタジーを守ろうという意気込みだろう。
お尻なんたらが発動すると、たとえば現実なら平坦のっぺらとなるお座りフィギュアのお尻も不思議にむっちりとなり、それには誰も突っ込まない。誰も損をしないからだ。
プロペラは回転モードのパーツを選択できる。
こちらのほうが空を飛んでる感じがする。
下側より。
上から。台座の魔法陣はおそらく防御時に出てくるものだろう。
顔の出来はすばらしい。
髪のグラデーションはどうやら2色が使用されているみたいだ。
口にも墨入れによる縁取りが行われている。
耳など。
後頭部
躍動するセーラー。
胸はあんまりない。
芳佳だしね。
おてて
もう片方の手には無骨な13ミリ機関銃が。
普通なら片手では当然持てない代物だが、魔法によって怪力モードだ。
背中
しっぽ
腰回り
セーラーの下はスクール水着。もちろん旧式。
ストライカー。デザインのネタ元はゼロ戦こと零式艦上戦闘機だ。
魔力のプロペラ。
回転モード
実体があるわけじゃないので左右が交差しても大丈夫。
台座にょろーん
フィギュア元のイラストはこんな具合かな。
だがこのすじさんはなかった。
お尻半周
うむ、あそこの稜線が!
エロいものをリリースしてくれたものだあみあみ。
分かってるじゃないか!
最後は毎度の接写にて。