エクセレントモデルLIMITED それでも町は廻っている 1/8 嵐山歩鳥 HOBBY JAPAN誌上通販 フィギュアレビュー
いきなり決定版か歩鳥!? 外側も内側も健闘している。 なかなか凝った箱だ。特色ある作品になってる。 デフォルトはホウキなしだけど、やっぱり持たせたほうが楽しいよねこのポーズだし。 オープニングでメイドなダンスがあり、その1シーンかな――詳細はよく知らない。 歩鳥ってこんなスタイル良かったっけ? まあいいかフィギュアは理想化の結像だし。 それにしても細部まで良くできている。エクセレントモデルでも例外的な扱いとはいえ、手抜きなどない。 たとえ顔が見えない角度からでも、歩鳥の元気なさまが明瞭だ。 誌上通販などの限定販売フィギュアはほんの3年くらい前までは当たり外れが大きかったが、最近はすくなくともアルター・マックスファクトリー・メガハウスの3社は外れがほとんどなくとても安定している。それにグッドスマイルカンパニー・コトブキヤ辺りが続いていると思う。 多くの人がこの角度で歩鳥フィギュアを見ることになるだろう。 アニメ寄りかなこの顔は。原作も混じってそうだけど。 目がもっと離れていた方が似てるんだが、十分にかわいいぜ。アルターなどから発売されない限り、当面はこのフィギュアが決定版だろう。もしかしてスケール物はこれっきりかも知れないけど、なにかの拍子で各社が出してくれたらうれしいね。 笑顔 口開き この角度、歩鳥っぽい、いい感じ。 髪など この子の胸は、残念なことに。 あまりない。 のである! 背中のフリフリは別パーツではなく一体成型。惜しい。キャストオフを組み込むときの要領で別パーツにして造形精度を高めれば、もっと完成度が高まったのに。 爪はパールで塗られている。化粧してない爪の演出かな。 ホウキは職人による打ち出し銅のカバーがかけられた完璧な業務用。知る人ぞ知る、けっして安物じゃない本物の味。 清潔なエプロン。ポケットの二重線の印刷は飾りではなく、暗がりで見失わないようにするためのもので、思えば地味ながらそれ町の各種デザインって実用から見ればちゃんとしっかりしている。 だけどここは現実を無視するフィギュアの理想が。 ややのけぞってる姿勢なのにスカートにヒップライン。分かっているじゃないか。 靴だぜ。ここまでも設定通りかは知らない。 いい味を出してる台座。 ジョセフィーヌぽこ。 スカートは長く、その広がりも現実的で、ガードは堅い。 だからいきなりキャストオフ状態で。脱がしはデフォギミックで、色移りが起こらないようスカート側の接触部分はことごとく成型色となっている。 笑顔でぱんつ丸出しか……歩鳥ならうっかりでやりかねん。 一周は4枚くらいでいいかな。 ランジェリーは突然アダルティに。原作ではガーターを除けば普通のぱんつだったと思う。 おしりの肉が片ハミしてて、シワもエロいな。 ショーツの塗装はパール仕上げで、いわゆるシルク生地の演出だ。こりゃもう勝負下○レベルだね。股間のすじ表現はなく、厚みあるいかにも布って感じだ。 いいものを拝めたけど、飾るならスカート付けてたほうがやはり歩鳥らしいよね。隠された実力ってやつ。