KADOKAWA KDcolle スレイヤーズ 1/7 リナ=インバース 晴着Ver. フィギュアレビュー
30周年記念フィギュア リナちゃん和装コスプレ。 30歳以下の人には顔のラインが歪んだ変顔に見えるかもしれない。古さというもの。 箱 スレイヤーズ30周年フィギュアは複数企画されており、私が重視する作中の通常衣装(複数)はなぜか組み立て等を必要とする彩色ガレキで展開されている。 気楽に所有できる塗装済み完成で、かつリアル頭身スケールフィギュアは、これだけかな。 リアルタイプで以前のリナフィギュアは――ガレキ系を除けば、いきなり当時のものとなり、いまの基準だと余裕で泥人形レベルだ。 いまどきの完成度のリアルスタイルなリナを立体で欲しいならば、ボークス突貫! ガレキに挑め! このリナはむろんアニメでの登場などないけど、リナそのものはアニメ系およびラノベ系雑誌でさまざまな衣装に袖を通してきた。 デザインやポーズはちゃんとキャラデザあらいずみるい氏の描きおろしだ。 頭飾りや装飾にリナの衣装に由来すると思われるアクセサリーが細々と。 ドヤ顔似合う強力ヒロイン。 スレイヤーズとリナのキャラ性は、富士見ファンタジア文庫最初期の方向性を決定づけた。 エポックキャラ スレイヤーズのフィギュアは往時のものを2体ほど所有してるはずだが、レビュー撮影はしてないようだな。 どこにあるかは発掘しないとわからん。まあ――このリナと比べたら泥だけど。 技術の進歩すげえな。 イラストや元ネタの雰囲気込みで、細部に至るまでしっかり具現化しちゃうんだから。 こういうディテールって、ほんの16~17年前までは、ガレージキットのみが再現できたんだよね。 PVC完成品では初期のころはそれがなかなかうまくいかず、ガレージキット優位がしばし続いてて。 だけど多くの試行錯誤で、久方ぶりに古いアニメキャラのフィギュアが再立体化というときに、実感するね。 とりあえず奇跡的に当時のファンの人が残ってるなら、買っていいよたぶん。 前髪すげえ暴れてるなあ。当時はこれが普通だった。胴に巻いてる結び紐の飾りは、タリスマンかな。たしか赤色だった。手にしてる小袋の紐の先にある青と緑の宝石っぽいのも、おそらくリナの普段衣装でいつも見えてる魔石? たくさんの印刷工数が必要な晴着。 裏側 台座 白 ちゃんと下○のディテールもあり。