絵夢トイズ 神代夢華譚 BIBLE BULLET 1/8 ニーズヘッグ フィギュアレビュー
女体化した北欧の龍。 中国のソシャゲを中国系メーカーが立体化。 製品管理は日本メーカー並だぜ。 箱書き、どう見ても中国語だ。 見よ、この複雑な造形を。 箱から出して組み立てるだけで30分くらい掛かる。撮影はなんか面倒なので箱の台紙をそのまま背景に。 1/8スケールということになってるが、見ての通り翼やら杖やらいろいろあって1/7スケールくらいのボリューム感がある。 神代夢華譚(中国語表記は機種依存文字により断念)は女体化した神々が戦うゲーム。 その中でニーズヘッグがどういう存在や立ち位置かは知らん。 私はフィギュアになった原作ゲームをプレイしてる率は低いが、このゲームは完全中国語で、プレイ障壁は高い。 近年、中国のオタクコンテンツ伸張には目覚ましいものがある。日本人に受けそうな中国アニメが輸入され、吹き替え放送されてるし。 フィギュアもその例に漏れず。 まだまだ闇業者による悪質な偽物の問題もあるが、しっかり日本人の元で学んだスタッフが真面目に手がける正規ルートのフィギュアもあるわけで。 その成果のひとつがニーズヘッグちゃん。 まるでアルターやGSCのヴィネット物のような複雑で繊細なフィギュアだ。 レビュー時点でネットにあがってる評価はやや厳しめだが、それは「壊れやすそう」「組み立てにくい」といった複雑さへの文句だ。 箱をすこしでもコンパクトに抑えるためか、このフィギュアは組み立て前のパーツがけっこう細分化されている。 ゆえに箱から出して飾るまでガレージキットの仮組みのような神経を使う作業と集中を求められるよ。 何千体と萌えフィギュアを扱ってきた私はなんでもなかったが、普段あまりフィギュアを買わない人がいきなりこのニーズヘッグと対面したら、たぶん困惑する。 髪を見れば完成度が分かる。塗装に抜かりなし。パーツ精度もいいほうだ。 胴体とか。ほぼ下○みたいなもんだな。 大きな杖 背中だぜ。翼が生えてる根元の表現に注目したい。日本人がデザインするとここは綺麗で、まるでコスプレみたいな継ぎ目となるが、中国人だと違う。いかにもちゃんと生えてますを造形と塗りで表現してくる。 龍の翼。 足。地味だけど肌色の沈んだような色合いが「魔」っぽくてしっくりきてると思う。サンプル段階はなんか明るすぎてた。 台座も複雑。 おっぱいぷるんぷるん 股間はHDR処理で。 まるでレオタードのようだが―― すじあり このフィギュアおそらく中国大陸が販売のメイン市場だと思うけど、以前と比べてずいぶん開放的になってきたな。