世界制服作戦 美少女戦士セーラームーン 1/10 愛野美奈子 フィギュアレビュー
伝説はセーラーVから始まった。
セーラームーンの原点はこの子。
箱
セーラームーンの世界制服作戦、5人目はセーラーヴィーナス。
ネットにある既出のレビュー(複数)ではなぜかプライズレベルとコケ落とされてるが、撮影がオバケみたいでマズイからだ。光を回したライティングを通せばこうなる。
見ての通りパーツ精度も塗りも申し分なく、プライズ並とはどう見ても酷評なわけで。スケールフィギュアとして企画され、メガハウスが開発し、彩色デコマスにリボルブも関わっている。
気になってた人は安心して買われたし。このフィギュアがAmazonで星1つとか、疑問符しかない。むろん1/7や1/8スケールと比べたら厳しいディテールだが、あくまでも1/10スケールとしてどうかで比べなければいけない。
フィギュアの完成度はどんどん上昇し、プライズも引き上げられているが、ウェルドライン・肌質・塗料・パーティングラインなどは今後どれほど発達しようともカバーしきれない。
つまりはイマイチっぽいフィギュアも照明がしゃんとしてれば、それなりに見える。
最近、高演色LED+フィギュアで検索するとフィギュアの飾り棚が多くヒットする。撮影方面では高演色光源の需要はディスプレイほど多くない。デジタル写真はかなりの幅で補正できるからね。
でも飾る方は誤魔化せない。プライベート空間の一角にフィギュアたちがずらっと並ぶ。それを照らす光を上質なものとしたいと考えるのは自然なことだ。ちなみに私のフィギュア棚を照らしてる光は自然光に限りなく近い演色平均評価数Ra99(太陽光100)の色評価用蛍光灯だぜ。屋内灯はRa98~99、モニター周りがRa97~98。一番「低い」撮影用ですらRa95~97。完全な自己満足。Ra95以上の世界を知るとRa90ですら「うーむ」となる。もちろん一般的なRa80台へなんか戻れない。
というわけで高い演色のLEDで照らせばみんな幸せになれるよって話だ。それなりに金かかるけど。
正面
昔の絵柄を見慣れてるなら可愛いと思えるバランス。2010年代の基準なら古臭い。だって20年以上前だし。
髪
セーラー服
背中
スカート
いきなりキャストオフ。世界制服セーラームーンでは一番「らしい」キャストオフかも。
1/10なのでディテールは最小限。
個人的にはスカートはかせたほうがエロい。