かすたまPローゼンメイデンRozenMaiden 真紅&水銀燈(肉体言語) フィギュアレビュー
可動完成PVCフィギュアかすたまPシリーズ03真紅と04水銀燈。
「ごきげんよう真紅。アリスゲームでもどうかしら」
瞳がいきなり付属のドールアイだぜ。
「人の夢にお邪魔するなんて悪い子ね水銀燈。私はこれからお茶の時間よ、昼になさい」
「隙あり」
「に……握って殴るなんて、レディのすることではなくてよ」
「そんなところポスポス叩いても、ぜんぜん痛くもなんともないわよ」
「ご覧なさい真紅ぅ。私はあんたと違って可動領域がずっと広くてね、こんなに手を高く、たかぁく挙げられるのよ」
「今日こそローザミスティカを戴くわよ」
「……水銀燈」
「あなたは、私には勝てない」
「無様に這ってるくせに、なに言ってるのかしら」
「私は主役なの」
「だから最後は――」
「絶対に勝つのよ!」
「可動部を限定解除したいま、最高のパフォーマンスを――」
むぎゅう。
「卑怯ですわ水銀燈。まだ述べ口上の途中ですわよ!」
「うっさいわねおバカさん。なに正義の味方を気取ってるのよ」
「これで互いに条件は五分と五分。あとは実力が物をいうわね水銀燈」
「さる高貴な方より教わりし、王者の技でジャンクにしてあげるわ」
「水銀燈足四の字固め!」
「きゃあああぁぁ!」
「水銀燈腕ひしぎ十字固め!」
「いやああぁぁぁぁぁ!」
「水銀燈アームロック!」
「お、おなじところなんて卑怯よ!」
「ならば水銀燈スリーパー!」
「わたしは……」
「水銀燈サソリ固め!」
「私は主役なのになぜ――なぜ、こんな目に」
「やっぱりおバカさんね真紅。あなた主役級であっても、主人公とは違うじゃない。ぷにえ様もおっしゃってたわ」
「……ぷにえって誰?」
「そのジャンク具合、よく似合ってるわよ」
真紅
アルターの真紅と比較。造型は簡素化されているが、あくまで可動範囲を考慮してのもの。動かすことに関しては下半身よりも上半身に重きを置いている。
全身に球体関節。
スカートがスリムなため、若干頭身が高めな印象があるが、アルター真紅と並べるとそうでもなかった。着やせしてる。
スカートが細いので、足はあまり動かない。
アップ
上半身の各パーツいろいろ。
まきますか? まきませんか? の穴はオミットされている。
手。寸劇でもネタにしたが、脱がさない限り上にはあまりあげられない。
足
ボークス得意のドールアイヘッドにパーツ交換できる。これはこれでとても良いが、できれば手首なども用意して欲しかった。座った状態のスカートにコーヒーカップが付いてくれば個人的には嬉しかった。アクションフィギュアといっても、遊べる要素が少ない。
ドールアイは瞳がこちらを向いてるように見える工夫がなされている。
ドールアイにしたとたん気品が出た気がするが、髪が繊維で服が布製じゃないとやはり違和感があるかも。いや、やはりこれはこれで良いか。
色気はない。
水銀燈
乳酸菌飲んでる?
同時発売となった03真紅・04水銀燈。巷では銀さまのほうが真紅より人気があるみたいだ。真紅はおなじ月に決定版といえるアルター真紅のリリースが重なったため、単価が高いこともあって敬遠されている向きがあるようだ。
と真紅を擁護してみたが、ぱっと見た目の印象は水銀燈のほうが情報量が多めに見えるので、豪華というかお得感があるね。
アクションフィギュアだけあって部品干渉を考えており、髪や羽根の作りは静止フィギュアとして見れば若干違和感がある。
アップ
首はこんなに回る。
上半身各部の状態。
スカートは真紅よりずっと複雑。
銀さまのおみあし。
ドールアイ
銀さまはドールアイのほうが似合ってると思う。
高飛車な雰囲気が出てるよね。
下はパンツ状態でちょっとエロい。
脱がしたらこんなだけど。