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笑顔満開(ただし実妹だ)デートな推しの子シリーズ、アクアの実妹ルビー登場。この笑顔が向けられてるのは――兄しかいねえよな。箱ルビーだけ商品解説等でプライベートデートの「セリフ」が用意されてない。そりゃ、当てようがない。兄妹だし。IFのさらにIFな感じ。妹萌え属性のお兄さんは、なにせ架空とはいえデートシーンだし買ってもいいかもね。グッスマのスケールフィギュアは塗りが標準的にちょっと良い感じだ。それも地味ないぶし銀な感じで、通の好みや所有感を刺激する職人芸の方向性で。写真では伝わりきらないけど、ルビーもその例に漏れずあちこちに細部の妙がみられる。ネットの感想とかではあまり触れられてないが、どうも私みたいに人気のあるなしに関係なく満遍なくさまざまなメーカーのフィギュアを買い漁ってる節操なしと違い、良いフィギュアが欲しい人は良いメーカーのばかりしか買っていないようで、それが感想や評価に影響されてるみたい。すでに慣れていて評価しない。つまりは、目立たなくとも地味でも、いまのグッスマのスケールフィギュアはグッスマというだけで最新塗装技術群の恩恵をフル採用で得られるという事実。それもコストダウン系のものでなく。あまり買われてる様子のなさそうな、Amazonで星マークが伸びないメーカーでもうちは普通にしれっとレビューしてるけど、そういうのとは関係なく、グッスマは多くの固定ファンがコンスタントに買っている。それを支えている信用とブランドの証が、写真で魅力を伝えきれない塗りのレベル水準だろう。それを割安で提供してくれている。つまりオススメ。適当アングル笑顔バストアップアクアのスケールフィギュアはねえな。ルビーと違い。手を振る芸能人。私服。ちょっとレースでその下の肌の色と混ざってるような感じの若干透過な表現がうまい。わずかな立体感すらあるし。これフリューやタイトーだとどうなる？ たぶん浮き彫りチックな構造が採用され、ぶ厚すぎて台無しだよ？正当な塗装にこだわり続けるメーカーはちゃんと買い支えるぜ。背中。褒めてばかりですまんけど、ケチつけるところないし。量産品だからむろんプロの逸品やデコマスと比べたらしょうがないけど、そういう量産前提の欠点は意識して評価外にしてる。どんな神フィギュアでも避けられないマイナスで、量産というだけで背負う宿業。足など影の演出が淡く台座の塗りで。やっぱ写真じゃ伝わりにくい。台座の中央部だけちょっと暗いけど、フィギュアの影じゃなく最初から塗りでわざと暗くされてる、しかもさりげなく目立たぬように。どれだけ控えめなんだ。そして見せパン属性。デートスタイル、急に生パンなくなったようだけど、版元辺りから方針転換でもあったのかな。

【推しの子】レビューリスト

2025年発売フィギュア レビューリスト