WINGS inc. 和装TechGear 1/7 初秋 フィギュアレビュー
SWAV氏オリジナル、初商業立体化。
武装X和装
クール
箱
この首ネックなデザインライン、見覚えのある人もけっこういると思う。
アークナイツやドルフロ、崩壊3rdなどに参加している、ちょいラフ味を含む神絵師。
という個人的な印象。適当ですまん。
おそらく氏が描いたキャラ自体のフィギュアはすでに過去に発売されてると思うが、あくまでデザイン依頼を受けての他社権利版権。
SWAV氏完全オリジナルはこれが初となる模様。
和装テックギアは初秋の予約が多かったようで、発売前にすでに第二弾(ワンフェス2022夏発表)が決まっており、おなじメーカーにて企画開発中。そのうちサンプルが発表されるだろう。
オリジナル同人系の武装少女なフィギュアは、なぜか平均クオリティが高くなる傾向がある。
写真のように、この初秋も原型から塗り、さらに製品版まで、ナイスな完成度に。美装飾。
それだけ企画に携わる人たちの熱意が籠もりやすいのだろう。
おかげで買う側もひとつの認識が生じるわけで。
すなわち、同人初の武装少女フィギュアは高クオリティが期待できると。
和装といっても様式としての統一感はなく、時代も身分もいろいろ混ざっている。
コンセプトはとにかく和テイスト。
バストアップ
顔や全体の印象は元イラストと比べおとなしめになってるけど、それは二次元の心地よい嘘を再現しきれなかったがゆえ。
神絵師の持つ魅力は見慣れた現実より離れた、立体視で表現できない二次元へ閉じた歪み、その嘘の部分をどう魅せるかで味付けされてて、その絵柄とリアルとの乖離が造形師を悩ませる。
すくなくとも顔の輪郭とアイプリはしっかりSWAV氏とわかるものになっており、立体物を具現化するフィギュアメーカーとしての仕事はしっかり果たしてる。
SAWV色の薄まりはおもに体付きのほうかな。ただしデザインされたところの服装や細部はむろん造形しっかりだ。
ゆえにSAWV氏のこだわりや作風は見た目としていかんなくフィギュアへ封じ込められている。
刀の再現もプリントからこだわってるぜ。
背中とか傘。
前垂れはクリアパーツ。
台座
おしり
ケツの肌色率8割以上。
朗報、すじ確認。