吉徳×デザインココ ホロライブ 1/4 兎田ぺこら -#全人類兎化計画- 日本人形 フィギュアレビュー
よつばとフィギュア史上最高額ぺこ。 「人形は顔が命」のCMで知られる吉徳とフリューがたびたびコラボしていたところに、デザインココが参加。 ドールでないフィギュア。固定ポーズ式ゆえそれに向いた日本人形の着付けによる伝統の技を。 最新ポップカルチャーと江戸以来の工芸技術の合体。 箱でか、ほぼ20万円。 1/4スケールで、実物のサイズ感はフリーイングの1/4シリーズと同等。 B-styleのバニーが和装してると思えばいいだろう。 ただし写真のデータサイズはバニーフィギュアの2倍以上へ激増する。 その理由は日本人形の複雑で多様かつ豊かな模様の数々。これがそのまま写真のデータサイズへ直結する。 ぺこらに採用されている呉服のように鮮やかな服は、調べてみると日本人形でもおやま人形とか京人形と呼ばれる、とくに華やかなジャンルのもの。 ホロメンはいちおうアイドルだし、日本人形でもっとも絢爛な一群とおなじ装いが選ばれるのは当然だろう。 そしてその派手な色彩をまとってまったく負けることもないぺこら。 フィギュアへの着付けは吉徳で行われており、部外者の手は借りていない。 そういうのもあってか、価格は20万というちょっと一線を超えたものとなった。 せっかくの派手な姿だし、一周撮影などはいつもより多めに写している。 完成度は文句なしの高さだ。 値段が値段なだけに商品管理やチェックも徹底していたようで、ホコリも汚れもほぼなかった。 下からぺこ。 上から。 1/4スケールでディテール満点。 肩出しとサラシでちょいエロ。 扇子どんっ 肩よりどんちゃん垂らし。 バストアップ フィギュアも顔が命。 正面の姿は、Youtubeで見かけるぺこらそのもの。 やはり似ていることは神だ。 最近のフィギュアは原型師の作家性よりも、いかに似てるかが重要視されている。それでもメーカーごとの特徴は細部で付いてくるが、大前提はまず似ているか。 これならちゃんとぺこらで、兎田ぺこら以外の何物でもないな。 このフィギュアは2023年の干支がウサギだったことに合わせた全人類兎化計画の目玉企画商品。 ホロライブ公式グッズ群の中でも、ごく一部の一点ものなどを除けば、かなりの高額帯に当たる。 帯結びにウサギが何体もあしらわれている。ちゃんと専用デザイン。 足チラ 裾 若干高めの位置より。 台座のぺこらサイン。おそらく中の人の直筆を印刷したもの。 黒漆塗りを模した、伝統工芸目線でやや高級感あふれる表示版。むろん実物はただのプラスチックだが。いくら20万円でも、さすがにそこまでの再現は無理というかもしこれとか台座を本当に漆塗りで作った場合、それだけで数万円になる。 白いぜ! 縦シワとか、ちょっとえっちいぱんつ。