Tokyo Otaku Mode Inc. 1/7 キズナアイ (再販) フィギュアレビュー
元祖バーチャルYouTuber。 2018年末に発売されたものの再販となる。 2019年バージョンのキズナアイ2種と合わせ、3体同時リリース。 箱 元絵 初代キズナアイにしてすべてのVtuber(和製)の起源。 キズナアイが流行らなければ、バーチャルYouTuberのいまの形はなかったと思う。 最近では迷走? が目立つが、オワコンと言われてるほどに勢いが下がってるわけではなさそう。 キズナアイの事情はともかく、フィギュア自体はいい出来だ。 アニメ・コミック系でないフィギュアが再生産されるのは、しかもマイナーなメーカーがそれを行うのは、とても珍しいこと。 フィギュアは品質管理が行き届いた生産ラインを使えたようで、メリハリの利いたシャープな造形、写真写りもいいぜ。 パーツがダルいとフィギュアの立体感が出ない。プライズ景品フィギュアと比べて、1万円オーバーのフルプライスは総じてカメラで写すと前後感がくっきり出やすい。 だが高価なフィギュアでもパーツがダルいと写真の見栄えがちょっとヌルくなる。画像処理では誤魔化せない。 ゆえにシャープとくっきりを持ちながら、女性キャラの柔らかさを表現できてるこのフィギュアは普通にいいものだ。 PVCという素材は人肌の発色や質感などを再現しやすいが、つや消し処理という条件が必要。安いフィギュアではなかなかそれができてない。 反射や見え方、それに自然さがあるかどうかも高価なというより、完成度のいいフィギュアの条件。 こういう半逆光ライティングで質感が試される。キズナアイの魅力をうまく発揮できるかどうかもフィギュア表面の処理が大事。 バストアップ キズナアイはうちで扱うにはバストサイズけっこうあるけど、なんとなく2019年11月末リリースの3体を同時に注文していた。 それはやはりこの表情の再現度だろうね。いい出来だ。 頭のハートは「アイ」を反映させたデザインかな。 髪の毛 意外と細部で露出の多い衣装。 なかなか大胆な露出が細部に。 いい体つきをしている。 足など。 台座もハート型。 エロ要素はないがフェチズムはあるぜ。短パンのギリギリまで造形。 キズナアイの~2018年版は、公式で服の下をデータとしてデザインしてないことを公言している。下○どころか中の肢体もデータとして存在しない。それを逆手に取った限界までの「はいてない」的な演出だろう。