VOCALOID2 キャラクター・ボーカル・シリーズ01 1/8 初音ミク深海少女Ver. フィギュアレビュー
初音ミク♪
深海に佇むミクだ。
いつもの初音ミク派生バージョンのフィギュア化だ。同曲PVのミクがフィギュアになった。
歌の内容は失恋およびその混乱の心境を深海にたとえたもの。
どん底まで落ちた状態が海底にいるこの笑顔のミク。笑っているということは、あたらしいものを見つけ、希望とともに浮上するのみだからだ。
なかなかに明快な内容で聞きやすい曲だった。このミクのテーマはまさに「復活」といったところだろう。
海なのでツーテールは海藻のように長くなって海にたゆたんでいる。
情報量のすごいフィギュアだ。正面から見えない後ろにも珊瑚を配置してるし。だから撮影も小情景――ヴィネットものとして台座みんなを構図に含めた。
どの方向より眺めても良いように造型されている。
原型の石長櫻子氏はこういうドラマ性のある主題をきちんと切り取るのが上手な造型師だ。
これが台座的には正面かな。視線的には斜め前だけど。
やや上より。見事に深海底だね。
美人系の顔だ。
雰囲気を切り取ろうと試行錯誤。むずい。背景をもっと暗くしたほうが良かったか。
三面
元絵の雰囲気は出てるかも?
まあ可愛ければなんでもいいや。
パーツ点数が多いのでこのあたりの細かい部位は注意が必要だ。うっかり壊してしまわないように。
複雑な髪だぜ。
こんなに髪あるのかねーとPVを見たら本当にめっちゃ髪量あった。
この非対称のドレスもPVのまま。
スレンダーで胸なし、手足はがりがりに細い。これもよく再現してるぜ。あまり健康的なミクではなく、儚いイメージが強いね。
手。爪まで造型されてるよ。
背中。やはり非対称だ。
足。細部の演出が細かいね。魂が宿る造型ってのはこういうやつ。
片方の裾が異様に長い昆布みたいなドレス。海の中だぜってことで、くねくね、うねうねしてるぜ。
足先はバタ足状態。
珊瑚
こちらも珊瑚。
パンツは黒。
エロくはないね。
でもサイドの布量がとても少ない。
紐パンだったか。大胆だぜ。