VOCALOID2 キャラクター・ボーカル・シリーズ01 1/7 初音ミクHSP Ver. フィギュアレビュー

発売:2012/04:マックスファクトリー 原型:奥田好和

あまりにも好み直撃なので、このフィギュアは「ガラスケースに飾る50体」で2件目の例外となった。 Asahiwa.jp の中の人は気に入ったフィギュアをキャラクターごとに49人選定し、50体のフィギュアを飾っている。原則1キャラ1体だが、例外がひとつあった。ゼロ魔のルイズだ。 ルイズは名作が多くて、2体ともアルターを選定しているが、今回2つめの例外として初音ミクが加わった。レビュー時点で、あざといLAT式とこのHSPを飾っている。代わって箱に仕舞われたのはグリフォン多々良小傘だ。 イラストそのまんまとは言い過ぎだろうけど、純フィギュア的に見て、こういうのに弱い。とことん好みすぎる。 元イラストは俺妹のかんざきひろ氏だ。氏がニコニコ動画で描く初音ミクは雰囲気が良くて気に入っていたところ、このフィギュア化となり、期待していた。 いい作品に仕上げてくれた造型師は、奥田好和氏。商業原型こそまだ数は少ないが、実力的な実績はすでに十分だ。 HSPは鼻そうめんP(かんざきひろ氏のニコ動での名義)の略。というわけでかんざきひろ初音ミク。 質感の高い作品として、どこから見てもにやにやが止まらない。 やはりあれかな、頭身の低さがロリコン的に絶妙なんだよね。 角度限定などはなく、安心してくるくる回していられるフィギュアだ。 飾り映えする作品だけど、ひとつ注意点を。油断して取り扱うと、取り付け方の決まっているキーボード部位を簡単に破損するおそれがある。つまり説明図を読まないと思い出せない類のステルス罠が仕込まれている。なにしろキーボードは紐部分もABSだ。 収納するときは取説を高確率で確認するだろうから良いとして、困るのはフィギュアの清掃をしたくなった時だろう。まず読まない。だからこのフィギュアはホコリが積もるような場所には飾らないほうが良い。ケース内を強くオススメする。その環境がないなら、開封しないほうがマシだと考える。 アップと行こうか。いい無表情だ。 このぽかんとした顔がたまらん。頭部パーツのサイズも絶妙なロリっぽさだ。 ベストアングルはずばりここ。 斜めをきつくするとかんざきひろ氏の味が薄れ、ノーマル初音ミクっぽい感じが出てくる。 頭部 アニメっぽい線だ。 フィギュアが乗っても大丈夫なテイル。 こちらはなんか手のように掴んでるみたい。 上半身 初音ミクは貧乳。これ宇宙の法則にして二次元の定説。 可愛らしいワキを見ようじゃないか。 腕は普通だな。 キーボードは元絵を忠実に再現。 かんざきひろ氏の絵における特徴は、女性的な体型を控えめに抑えるところにある。横はさほど細くならないし、S字型の背中も極端には描かない。フィギュアでもそれをちゃんと踏まえており、下手な理想化はしていなかった。 絵柄を無視してもしそれやってたら、私の評価はかえって下がっただろう。たとえばけいおんは現実にその辺によくいる素朴な女の子然とした野暮ったい体型で、それがかえって実在感を高め人気の元になったと思うが、フィギュアでは一転してモデル並に理想化された例が多く、好きな作品なのに常設50体にはあずにゃんしか入ってない。 パンチラ このスカートの表現力に注目したいね。 謎の生き物。 ぱんつは既出のように、白かった。 いきなりキャストオフだぜ。 下○は地味で、エロ要素はさほどない。縞パンでもなく、純白ぱんつ。 エロ可愛いミクはあざといLAT式ですでにお腹いっぱいなので、個人的には下○が地味で評価が下がることはない。 ローアングルからの下○接写は、地味系ぱんつではスカート穿かせた状態のほうが意欲が出るぜ。 というわけで、かんざきひろミクのレビュー終わり。抑制表現の好きなフェチとして、個人的殿堂入り作品。

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