VOCALOID2 キャラクター・ボーカル・シリーズ01 1/8 初音ミク グレイテスト・アイドルVer. フィギュアレビュー
初音ミク♪
最近フィギュア撮影講座なるものを書こうとして挫折した。でもそれを受けて自分なりのレビュー態度が分かったので、収穫はあったぜ。
下のような背景飛ばし+フレアも考えずに写せるようになってきた。光学性能限界を超えたいじわるな光を当てれば、勝手にふんわり写ってくれる。
箱
イラスト。相変わらず特徴ある記憶に残りやすい絵柄だ。メジャーな貞本義行氏だぜ。
イラストそのままは2次元の嘘なので、フィギュアになるとこう。イラストは広角歪みで迫力付けつつも顔とかの重要パーツは望遠圧縮だし。
うまく2次元から3次元化。つくづく日本の萌え文化はすばらしいな。
まあそのかわり1体1万円が普通になってきて、たくさん買い漁れなくもなってるか。
横から。前屈みのS字カーブがちょっと不自然に見えるかも。イラストが広角+望遠の両面を合わせたような描き方なので、どこかにしわ寄せが来る。でも悪いことじゃない。不気味の谷をうまく回避した日本ポップカルチャーの高度に記号化された萌え絵文化は、エジプト壁画の超高度版だ。
背中だぜ。腰に負担きた原因のひとつがこの髪パーツだな。イラストの状態で髪を遊ばせるには、背中スペースが足りない。
髪パーツの根元は金属棒が軸打ちされている。
髪と足しか見えない。
いい発色だぜ。服は全体にテカり塗装。
グレイテスト・アイドルとは特定の曲名じゃなくアルバム名。
たぶん聴いたことのある曲も――視聴してみたら私が知ってたのはビバハピとかアゲアゲアゲインとか愛Dee Ai Deeとか。 2013年。
HDR掛けつつ白飛び寸前まで持ち上げ。正面クラムシェル黒レフ背景カット。
ブツ撮り基本ライティング「後背斜め上」×3灯
バストアップ
顔は可愛いぜ。
残念ながら貞本氏デザインとは分からないだろう。あまり似てない。というか貞本氏の絵柄は立体化がかなり難しそう。 イラストと並べたら「あ、似てるかも」と思うていどには近い。でもやはり足りない。貞本絵にある「崩し」が足りない。立体だから仕方ないけど。
いとうのいぢ氏やPOP氏みたいに似せるのが難しい絵柄も何年もかかってる。貞本氏ならエヴァだが、エヴァフィギュアの造型は基準がアニメになってるので貞本氏の色には染まってない。
どちらかというとこのうつむき顔はKEI初音ミクのバリエーションだなってくらいの印象しかないかも。まあ普通に可愛いから気にするほどじゃないだろうね。貞本絵そのものを期待したらダメってことぐらい。
髪
胴体
ミクさんは公式貧乳。
ワキ
よく分からん複合楽器。キーボード部がスケルトンだぜ。
スリムな背中とパンチラ。
紅白ニーソ
台座
スカートはチェック。おたくが喜ぶチェック柄。
ぱんつは普通だ。
可もなく不可もなし。
でもミクさんのぱんつだ。みくぱんつ。
縞パンとかへ塗り直すにはいい感じそう。