フリュー F:NEX 1/7 初音ミク マジカルミライ 2018Ver. フィギュアレビュー

発売:2019/08 原型:デザインココ 彩色:デザインココ

初音ミク♪ ぼかしフィルター Mika Pikazo氏のイラストを立体化だぜ。 大きな箱だよ。F:NEX限定フィギュア。 マジカルミライ2018メインビジュアル イベント当日、会場にあった等身大1/1スケールを1/7へダウンしさらにブラッシュアップしつつ量産化したものがこの製品。 このフィギュアが到着したその日に予約開始したマジカルミライ2019ミクも会場にあった等身大ミクさんを縮小するとのこと。 等身大フィギュアとPVC/ABSフィギュアは、パーツ分けや素材から型取り塗りに至るまで、あらゆる工程の内容が違っている。 だから忠実な再現はまずない。たとえばスケールフィギュアの主要素材であるPVCには、型流し後の冷却で何パーセントか縮小するという厄介な特徴があり、しかも肉厚な部分ほど大きく縮むため、それ込みで原型データを調整しないとパーツが合わなくなる。 PVCフィギュアは一体ごとにたくさんの人が関わり、見えない部分でいろんな苦労があるだろう。 ソースとなる原型データが同一でも、細かい部分はいろいろ違ってるだろうね。そもそもレベルアップしてるぜとフリューが宣伝してるし。 初音ミクのコンサート的イベントということで、ビジュアルには毎回「拡声」の要素が盛り込まれている。 今回はマイクがそのまま拡声器となっており、聴衆へ向けてその美声を届けるミクさんだ。 台座の根元には穴が空いており、いちおうミクのフィギュア本体を金属棒で支えるようになっている。 このレビュー撮影では支え棒は使ってない。短時間なら重みで倒れる心配はないしね。 でも長期間、何ヶ月も飾るなら支え棒は必要だろう。飾る人は注意だ。とくに夏期、室内を冷房で「冷やし続けない」人は。夏の暑さはフィギュアを柔らかくしちゃうぞ。 Mika Pikazo氏の世界観。 適当に色を変えてみる。 バストアップ 正面が可愛いかな。 衣装がまるでアイドル。 ミクの髪はボリューム大きくて、どのフィギュアでも物理的にかなり重い。 胴体全体。衣装で注意が行きやすいねこの辺。 メガホンなマイクスタンド。スタンドの首から上はくるくる回り、好きなように微調整できる仕様。撮影中にいつのまにか拡声器が90度くらい横に回ってた。飾るときは注意。 バルーンに39と10。ミクと10周年を示す。 背中。肌の露出はアイドル系のステージ衣装では定番だろう。 スカートと足。なんか白いぱんつ見えてますのう。 ぱんつのアップ。ディテールは普通。見せパンじゃなく生パンツになるのは萌えフィギュアの深き宿業なり。残念ながらいつもなら4~5枚は載せるぱんつは2枚で打ち止めだ。 理由はこのミクを壊さず安全にスカートの中を写せるアングルがきわめて限定されるため。ABSパーツが多いので注意だ。基本寝かせないほうがいい。飾る作業時、一時的にブリスターより出したフィギュア本体を置く場所には、クッションやベッドを勧める。なければ折りたたんだタオルとか。ちょっとの気遣いで1万円オーバーの高価なフィギュアを破損より守れるが、今度はタオルは突起部分の引っかかりへの注意とか、さらなる気遣いがまあいろいろ面倒だけど、だからこの手のアイテムは年齢制限あるんだけどね。

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