マックスファクトリー 初音ミク-Project DIVA-2nd 1/7 初音ミク オレンジブロッサムVer. フィギュアレビュー
初音ミク♪
グリズリーパンダ氏のエッジ&シャープなディテール群。
箱
一発で魅入られた。
購入からレビューまで2年半。すまん。
2019年5月、屋外倉庫を増設し、ようやく積みフィギュアをコンスタントに整理アップできる状態になった。だいたい1998〜2006年、2013〜2018年のフィギュアが多く未開封で溜まってる。
まず空間がないと動きようがなかった。今後は逐次崩していく所存。
さすがグリズリーパンダ氏だ。どんなレンズやカメラで写そうとも、おそらくその魅力を伝えるのは容易だ。
写しやすく、かつ簡単に映えてくれる。
ならばレビュアーの個性はどこで発揮されるのか? 正確な色だろう。
ただしこのレビューが見せる超高演色を実際に再現できる環境は一般レベルだとかなりレア。その意味ではファンタジー。
だからといって引き返せはしない。一度ステップアップしたものはよほどでないと下がらない。
たとえば2009年くらいはレビューひとつアップするのに1時間半ていどしか掛かってないが、この記事は撮影開始からアップまで3時間以上を要している。
たとえば下の1枚は構図から絞り、明るさにライティングなど、さらに試写から採用決定写まで10分以上かかってる。そんなんだから毎度何時間もかかってしまうわけだ。
これは同じライティングを三脚の高さだけ変えて使い回したもの。雰囲気がいいと判断すればそれで何枚も写す。
だが基本は下のようなディテールを見せる味気ないライティング。それがレビューの本質なんでね。印象や心理に訴える撮影は、解像や適正露出レベル、色や発色の正確さにおいて必ず「劣化」し、フィギュア本体の情報量が低下している。例外はない。マジで。
こういうなんの感情も動かさない写し方でないとフィギュアの細部を見せられない。まったく人間の視覚というものは、「変化」の表現に心動かし、一方でありふれる「日常」をすぐ価値ないものとしてしまう本能のあれこれ。空気を吸えることにいちいち感動しないのとおなじだ。レビューは表現者よりも無個性な空気であることを目指す。
ベストアングルだ。
なんとも凄いフィギュアだね。グリズリーパンダ氏のプロフェッショナル。
髪とか。パーツ精度も塗りもハイレベル。
ABSパーツだらけなので扱いには注意を要する。壊したくないなら、ホコリまみれになる環境で飾らないことだ。清掃作業すら危険。
細い身体。いいS字。萌えフィギュアの基本。
背中など。
リボンみたいなものはみんなABSだ。扱いはとくに注意。
足
台座はめっちゃシンプル。
ぱんつはリボンが可愛い。ミクさんとおなじ水色系。
残念ながらパンツはわずか2枚だ。理由はABSパーツの常にない多さ。繊細で破損が怖くてあまり多くの構図を取れない。エロは控えめだが、純粋なディテールは塗りも素材も含めてじつに高レベル。これは買いだ。