ブラック★ロックシューターBLACK★ROCK SHOOTER 1/8 ブラック★ロックシューター -animation version- フィギュアレビュー
メリハリの効いた作品だ。 ボーカロイドより飛び出したブラック★ロックシューター、アニメ版。 アニメから抜けてきたような、大迫力の一体だ――が、なにか足りない。 上着の左胸に☆マークがなかったので、メーカーが急遽対応策を取った。レビュー後に届いたもの。 マークは8個入っており、よほど下手でもいずれ成功するだろうという案配だ。 おまけでお詫びのポストカード付き。 シールは半分デカールみたいな感じのようで、水やら綿棒やら爪楊枝を使う。 それで、胸の☆マークが付いた本来の完全版がこれ。 元々の出来が良いので、☆マークがあろうがなかろうが大した違いはない。 とりあえずシール貼ったぜとの追加写真はここまでにしておく。以後は当初のオリジナル写真&文面。 なんとも、言葉が出ないねこれ。一周写真、思わずいつもより2枚多く掲載したぜ。 主役はフィギュア本体だが、ロックカノンや鎖たち、台座の床もいい味を出していて、すべてが合わさってひとつの世界を構築してるね。 そういうのをヴィネットとも言うけど、このフィギュアでは小ジオラマを意識してるわけではないのでちょっと違う。 いわば瞬間を切り取ったらこうなった、わけで。ブラック★ロックシューターを表現するのに、床の表現やロックカノンが不可欠だった。 黒と深い青と暗い銀が支配する中に、白く淡い肌ってのもメリハリがあって良い。 すべて真横一線に並ぶ髪の表現に注目。 髪パーツの彫りが深いので、ライトが跳ね返るハイライトが自然に構成されている。 正面を見据え、デッドマスターにロックカノンを撃つ機会を伺う。 人魂のようにゆらめく左目の静かなる陽炎。 普通のフェイスにも置換可能だが、炎は戦闘モードで出てるようなので、このポーズとシチュエーションには合わないかも。 凛々しい少女戦士。 またもや青白き炎を宿す。 で、そのエフェクトパーツの全体。 でっかい、ながい、ツインテール。 背中の星マーク。そういや星マークは左胸にもあるんだけど―― フィギュアには見られない。ほかのレビューサイトの写真にもなかった。いわゆるサンプルの写真にはあるので、製造過程で見落としたようだ。珍しいミスだね。(後日シール貼り付けで解決) ロックカノンを持つ手。すごい怪力だが、ファンタジーのヒロインには怪力無双が多い。 ド迫力のロックカノン。 塗りも質感もいいぜ。 鎖もカノンを取り囲むようだ。 ジャージが変形したマントを結わえる胸元。 元が中学生だし、胸はあまりない。いやあライバルのバストはそれなりに成長しちゃってるけど。 おなか。 そして腰つき。 すらりと白く細い足。 フィギュアの嘘(いわゆる誇張表現)が、あまり見られない。ほどよく抑制されている。 台座を兼ねる床。鎖を受けて破壊されている。 ブラック★ロックシューターを一瞬捉えていた細い鎖。 こちらの太いものは、デッドマスターの鎖だ。 エロ度はないけど、ちょっと性的に腰回りを見てみるか。 ホットパンツ萌え。 これはこれでありかもね!