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フィギュア本体の制作は１から10までアルター。 大元が玩具卸売畑のハピネットは、本業でないフィギュア方面において「餅は餅屋に任せる」感じで企画屋に徹するビジネスモデルを確立しており、コンスタントに佳作をリリースできるようになってきている。最たるものはコトブキヤとの共同ブランド、クロノゲートだろう。ハピネットのサイトを見るかぎり、このアリスは単発企画のようだ。 事実上アルターの仕事なので、隙のない良い仕上がりでお迎えできた。 POP絵の頭身バランスをきっちり再現。 アリスのモデルとなった女性も、100年後にこんなクオリティのフィギュアとして何千体も量産されるとは思いもしなかっただろう。 どの方向から見てもおかしいところはない。 森川氏は本当にこういったロリ物で強い。 頭部と周囲のグラデーションは注目。アルターの塗装指示は、良い仕事をしてる。カラーリングも含め、POP氏っぽさの演出にかなり成功しているのではないだろうか。 頭頂のリボン。 セミロングな髪の流れも自然。 胸元のかわいいワンポイントリボン。 胸はないよ。 左手 右手 フレアスカート 足と台座。ヴィネット風味。 いも虫。たぶん元となったぽっぷ絵本で実際に登場したキャラだろう。 台座の花も細かい。 下

2008年発売フィギュア レビューリスト