あべにゅうぷろじぇくと ももえ☆ぱるちゅフィギュア フィギュアレビュー
POP氏完全監修!
という触れ込み。
でも元の絵はかわいいけど――
どうしたグリフォン!
グリフォンの悪い面が出てしまった一体。原因は、顔だ。
ほかは普通なんだけどね。後ろから見ても情報量多いし、おもしろいポーズしてるし。
POP氏のけっこう無理な2次元のウソを、立体化しているんだよね。
でもそれを台無しにするのが――
顔だ。目の周辺。
気付く人も多いだろう。目がくぼみすぎている。いや窪んでること自体は別によくあることなのだが、その深さがややきつめで、クレーター境界のエッジも強すぎるのだ。これは2000年代前半のプライズでたびたび見られた、泥人形のサインだ。
その残念造型が、よりによってピンポイントで瞳に出現した。写真ではライティングが強めなので気にならない人もいるだろう。だが実物はより光量のすくない、陰影のきつい状態で見ることが多い。そんな状況では、とても可愛いとは思えなくなるだろう。
本当に、目のくぼみ以外はいつものグリフォンで、普通なのだ。たとえ細部の塗りが粗くとも、顔さえクリアしていれば、大方はまあいいかと許されるというのに。顔面は萌えフィギュアの命、ぱんつ以上の最重要パーツだ。
というわけで、その普通のグリフォンなところを見てゆくぜ。まずは髪の毛周辺。
服だぜ。塗りはまあこんなもんかレベル。
配色が意外と細かくて、工程が多い。しかも手塗りだ。地味に大変なんだよね。だから惜しいな、目が。
後ろを見れば、パンチラ。
バズーカだよ。
ハートを撃つようだね。細かい設定は知らない。ネタ元はCDといっしょのようだが、フィギュア単体のやつしか買ってないから。
足だぜ。
台座
ぱんつはこのフィギュアの良いところだ。
しわと塗りと露出度、みんな大合格。
あそこのすーじーさんがあって。
大開帳で。
ロリロリだ。
POPデザインフィギュアが好きで集めるなら、ぱんつを買うのだと割り切ればいいね。