メカ娘 島田フミカネコレクションVol.2 1/10 ドイツ陸軍2号戦車機械化装甲歩兵ヨーロッパ戦Ver. フィギュアレビュー
武装少女!
メカ娘という企画を知らない人も増えてきているだろう。これはそのほぼ最後の残光ともいえる立体造形だ。
島田フミカネのメカ娘シリーズ。その設定より飛び出て一挙にメジャーとなったのがストライクウィッチーズだ。
だからこの作品はストパンの原点といえる。世界観や根幹となる設定はまったく異なるが、デザインラインはおなじだ。
それは兵士個人レベルで扱う武器ではなく、システムとして組み上げられた戦闘車両ないし軍用航空機、すなわち兵器を擬人化したものだ。兵士はなぜかみんな動物のミミやしっぽを持っている。
ストパンは魔力による航空兵のみだったが、メカ娘には普通に戦車もいる。しかも魔法ではなく科学のようだ。詳しい設定はフミカネ氏発行の同人誌レベルで行われており、ネット上で正確な情報はあまり出回っていない。おまけに時期によって細部は2転3転する。個人的には萌えられればどうでもいいんだけどね。
ドイツの2号戦車は第1次世界大戦と第2次大戦の間に開発されたものだ。第2次大戦のごく初期には活躍できたが、熾烈な開発競争ですぐにほどよいヤラレ役へと成り下がり、標準型戦車としての役割を後発へ譲った。
普通の足へ置換したもの。ストパンは生足に着脱する形だったが、魔法でなく科学のメカ娘は機械化してしまっており、この生足に見えるものはじつはごにょごにょ。
少女にでかい銃は永遠の萌え要素。
顔のアップ。
島田フミカネ絵には別に似ていない。そもそもこれは凄いぞっというレベルで似ているフィギュアは有力メーカーですら見たことがない。それだけ再現の難しい絵柄だ。
だから自然と、細部のディテールを楽しむことになる。
帽子脱ぎ。ちょっと似てるかもしんない。あくまで輪郭とか、雰囲気とかだが。
帽子は磁石で、安定感は高い。
婦人たるもの、戦場でもたしなみは忘れない。そんな髪型。
フミカネ絵はロリが基本。だから胸もない子が多い。
スレンダー
腕
主砲のKwK30 20ミリ機関砲。擬人化したら銃になってしまうが、そのサイズはサブマシンガンと比べさすがに特大だね。
背中など。
足だぜ。
錆びも表現してあった。
生足っぽく見える機械足。
エロ要素はないけど、いちおう尻見せだけでもさせておくか。メカ娘のフィギュアはけっこう数が出ており、相場も低いと思うので、気になったら調べてみると良いだろう。うちではメカ娘といえどもおっぱいはレビューしていなかったと思う。